| 新型BMW 4シリーズは2019年発表、2020年に納車開始とのウワサ |
BMWはそろそろ新型3シリーズを発表する時期にさしかかっていますが、今回は新型4シリーズ・カブリオレと見られるプロトタイプが目撃に。
まだまだカモフラージュが厚く、その姿を予想することは難しいものの、3シリーズと多くの類似性を持ち、そして「クーペ(2ドア)モデルの共通性」として、8シリーズにて採用されたデザインがいくつか用いられるだろう、とも考えています。
新型4シリーズのプラットフォームはCLAR
新型(モデルチェンジ版)4シリーズ最大の特徴は、プラットフォームに「CLAR」を採用すること。
これは現行7シリーズと共にデビューしたもので、5シリーズ、8シリーズにも使用されていますね(新型3シリーズにも)。
CLARは強靭かつ軽量だとアナウンスされ、実際にCLARプラットフォームを採用したモデルは先代に比べて「数十キロ」単位で軽量化を達成しています。
8シリーズや7シリーズ、そして3シリーズのプラットフォームが「共通」というのはなんだか妙な気もしますが、BMWはプラットフォームの数を極端に絞りたい意向を持っていて、将来的にはEVだろうがガソリンエンジンだろうが、FFだろうがFRだろうが「一つ」に絞りたい、とも語っているのも印象的。
そしてそのひとつの前段階として、おそらくFR系はCLARに、FF系はUKLに統一したいのかもしれませんが、これはBMWが保有する「MINI」ブランドでも同様で、現在BMWはミニに採用されるプラットフォームについて、コスト削減のために中国の提携企業と共同開発したものへ置き換えるのでは、という報道も見られます。
新型4シリーズ・カブリオレは「ソフトトップ」に
今回の新型BMW 4シリーズ・カブリオレと見られるプロトタイプに採用されるのは「ソフトトップ」。
現行モデルは「フォールディング・メタルトップ」なので大きな変更ではありますが、これは新型Z4でも実行されている変更であり、それを考えるとこのプロトタイプは「ソフトトップ風偽装」ではなく、本当に新型4シリーズ・カブリオレではソフトトップを採用してくる可能性が大。
ソフトトップのメリットは「軽量」というものがあり、これによって車体の重心は下がって安定性や運動性能が増すことに。
そしてもうひとつ、「見た目が優雅」という外見上の特徴も(収納スペースが小さく、トランク容量も圧迫しにくい)。
そしてメーカー側にとっては「コストが安い」という利点があるとも考えられそうですが、新型8シリーズ・カブリオレもソフトトップを採用するであろうことを鑑みるに、今後BMWのオープンモデルはすべてソフトトップへと置き換えられるのかもしれません。
VIA:Motor1