新旧7シリーズを比較すると、やはり新型のほうが高級感と威厳があるようだ
先日、おそらくカーコンフィギュレーター上のものと思われる画像が流出した新型BMW7シリーズですが、今回はオフィシャルフォトっぽい画像がリーク。
ちなみに新型7シリーズ自体は一両日中に発表される予定であり、その直前になっての流出、ということになります。
BMWの場合、これまでにも8シリーズやX5、X7の画像が発表直前にリークされていて、比較的「漏れやすい」会社なのかもしれません。
新型BMW 7シリーズは意外とイケていた
今回リークされたのは「750Li」つまりロングホイールベース版。
そしてこの度発表となる7シリーズは「フェイスリフト(マイナーチェンジ)」モデルにはなるものの、フェイスリフトというにはあまりに変化が大きいのもまた事実であり、ここで新旧750Liを比較してみましょう。
こちらは今回リークのあった新型BMW 750Liのリヤビュー。
こちらは現行のBMW 750Li。
リヤから見ると大きくは変わっておらず、テールランプが「3D」になったり、あとはガーニッシュなど細かい部分の変更にとどまるようです。
そしてフロントですが、こちらは新型750Li。
こちらは現行750Li。
新型750Liではキドニーグリルが大きくなったのはもちろんですが、その形状もより直線的かつシャープになっていることがわかります。
おそらくはそれに合わせてボンネットもやや(先端が)高く持ち上げられ、全体的に「ボクシーな」デザインに生まれ変わったようですね。
そしてサイドの「ホッケースティック」は先端(前側)部分が垂直に立ち上がるデザインへと変更に。
こうやって見ると、デカいキドニーグリルにばかり気を取られていたものの、新型7シリーズはフラッグシップにふさわしい風格と洗練度を持ち合わせているように見え、なかなか格好いいじゃないか、と思えてくるのが不思議です。
おそらくは5シリーズとの差別化というところ、そしてメルセデス・ベンツやBMWといった従来からのライバルに加え、ポルシェやベントレーといったところも競合するようになってきており、ここで「BMWらしい風格を見せつけねば」と考えたのだと思います。
そして「スポーティー」なデザインは5シリーズに任せ、7シリーズでは(X7同様に)重厚さを押し出そうという考えも伝わってくるようですね。
こちらも今回一緒に流出した内装の画像ですが、インテリアについては大きく構造が変わることはなく、しかしシートやアームレストにはダイヤモンドステッチが用いられ、視覚的な高級感がぐっと増している模様。
こちらはオフィシャルフォトとは別に、ロシア経由にてリークされた実車(M760Li)の画像(BMWはなぜかロシア経由でのリークが多い)。
「760Li」のフォントがこれまでのものから変更されていることがわかります。
これは「M」のフォントに合わせたものだと思われますが、「M」がつかないモデルだと、従来どおりのフォントなのかもしれません(そうなると、今後のBMWほかモデルにも同じような変更が施されると思われる)。