| やはりジェイ・ケイはパワフルなモデルを好むようだ |
ジャミロクワイのフロントマン、ジェイ・ケイの所有していたBMW 1Mクーペがシルバーストン・オークションに登場予定。
ジェイ・ケイというと、自身のアルバムに(フェラーリとのタイアップで)フェラーリエンブレムを採用したほどのフェラーリ好き、そしてスーパーカー好きとしても知られますが、こういったクルマに乗っていたというのはちょっと意外。
なお、このBMW 1Mクーペは2012年モデルで、450代のみしか生産されなかった右ハンドルモデルのうちの1台。
ボディカラーはアルピンホワイト、インテリアはブラックボストンという「ど定番」仕様です。
BMW 1Mクーペのコンディションは上々
そしてジェイ・ケイはかなりクルマを丁寧に扱う人というイメージがありますが、このBMW 1Mクーペもしっかりとメンテナンスされ、整備記録もちゃんと残っている(点検は5回受けている)ようですね。
走行距離は8,850km、予想落札価格はシルバーストンオークションによると580万円から660万円程度、と見られています。
なお、BMW 1Mクーペは3リッター直6ツインターボエンジンを搭載し、出力は340PS、0-100km/h加速は4.9秒、最高速度はリミッター作動にて250km/hというスペックを誇ります。
まだ「比較的手に入れやすい」価格でもあり、ジェイ・ケイ所有というプレミアム、そして基本的なパフォーマンスが高いこと、今後こういったハイパフォーマンスカーが発売されにくい環境になってゆくことを考えると、「いい投資対象」なのかもしれませんね。
ジェイ・ケイはほかにもこんなクルマに乗っていた
なお、ジェイ・ケイはこれまでにも様々なクルマの売却が報じられており、直近だと非常にめずらしい「グリーンの」ラフェラーリが販売中だと報じられたことも。
この「グリーン」の選択については、レッドやイエローという「フェラーリにありきたりのボディカラー」だとクルマの個性が感じられないとし、個性を与えるためにグリーンを選んだ、と語っています。
そのほか、「フェラーリ330GTシューティングブレーク」を売りに出したことがあり、これは1965年製のフェラーリ330GT 2+2を、コーチビルダーの「ヴィニャーレ(ビグナーレ)」が(当時)改造したクルマ。
そしてダッジ・チャレンジャーを所有していたことも。
このディアブロSE30は自身のミュージックビデオ「コズミック・ガール(Cosmic Girl)」に、当時ほかに所有していたフェラーリF40、F355とともに登場した個体。
ディアブロSEそのものが非常に希少であり、高値で取引されたとも報じられています。
そしてこちらはランチア・デルタHFインテグラーレ EvoII。
ジャミロクワイ(ジェイ・ケイ)所有のランチア・デルタHFインテグラーレが競売に。予想では最高で500万円
全体的に見て、やはりパフォーマンスの高いクルマが好みであることがわかりますが、そのクルマの性格を損なうようなカスタムをしないこともジェイ・ケイの特徴のひとつなのかも。
最近だとフェラーリGTC4 Lussoをパープルに「ペイント」したことが報じられていますが、これも下品ではなく、なんとも魅力的な仕様へとカスタムされていますね。