| ヘッドライト、テールランプ、ボディのラインなど多くが「新しく」なりそうだ |
BMWは新型4シリーズを発表したところですが、次なるニューモデルは「2シリーズ・クーペ」となる模様。
今回はメキシコにてテストを行う姿が目撃されており、カモフラージュ越しにでも現行2シリーズ・クーペと大きく異なるということがわかります。
画像を見る限りだとキドニーグリルは「横長」となっていて、4シリーズで採用されたような「縦長」ではなく、となるとあの巨大キドニーグリルは4シリーズのみ、ということになりそう。
なお、現在ドイツの自動車メーカーはブランドとしての統一感そして存在感を強めるためにフロントグリルを大型化、さらには形状統一を図っているものの、BMWもやはりグリルの大型化を進めながらも、統一化についてはなぜか「部分的」ということになりますね(エンブレムの変更も”部分的”であり、BMWは意外や全面的な変化を恐れているのかも)。
同じ2シリーズでも「クーペ」のみは後輪駆動
なお、BMWは2シリーズ・グランクーペを発表しており、こちらは「FF」。
そこで心配になるのが「2シリーズクーペもFFになるんじゃないか」ということですが、BMWいわく2シリーズクーペは「FR」。
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つまりおなじ2シリーズでもプラットフォームを分けるということになり(2シリーズクーペは、7シリーズから3シリーズにまで使用されるCLARプラットフォームに)、これはコスト増加を嫌うBMWとしてはかなり異例の対応だと考えられ、しかしそれだけ新型2シリーズ・クーペには期待をかけているということになりそうです。
今回のスパイフォトを見るといくつか気づかされる点もあり、まずはヘッドライト内の発光グラフィックが大きく変わるということ。
これまでの「眉毛」でもなく「ライトの端」でもなくライトの下辺が光る構造を採用しているように見えますね。
加えて、より流線型的な印象が強まり、ヘッドライトも「後ろに引っ張られる」デザインが与えられ、これによってずいぶん印象が変わったようにも。
そしてリアフェンダーが外側に向けて滑らかに落ちてゆく形状もこれまでのBMWには見られないもので(ちょっと前のボルボのセダンやクーペのようにも見える)、さらにはドアハンドルもフラッシュマウントに。
もろもろ考え合わせると新型2シリーズクーペはこれまでのどのBMWとも異なるデザインを持つように見えますね。
ちなみにこちらが2シリーズ・グランクーペ。
やはり今回の2シリーズ・クーペのプロトタイプとは大きく印象が異なるようです。
逆に疑問が湧くのは「ヘッドライト」で、今回目撃されたプロトタイプのヘッドライトは2シリーズ・グランクーペとも、先日リークされた2シリーズクーペとも異なるデザインを持っていること。※プロトタイプでは、ヘッドライトの中央側がカバーされているので、リークされた車両と異なっているように見えるだけかのかも
現時点では新型2シリーズクーペがどういったデザインになるのかはわかりませんが、とにかく続報を待つよりほかなさそうですね。
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参照:CARSCOOPS