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やっぱり誰も興味なさそうだが、BMWが中国製EV、iX3を正式発表!ちょっと怖いが、中国で製造され世界に輸出されるようだ

2020/07/16

| ただしアメリカには輸出しない |

さて、かねてよりBMWが情報を小出しにしていたエレクトリッククロスオーバー「iX3」が地味に発表。

iX3はBMW X3の車体をベースに開発されたEVで、BMWでは「第5世代」にあたるエレクトリックシステムを搭載しています。

バッテリーパックは80kWh、出力は282HP、航続可能距離は460km(WLTPモード)なので、かなりパワフル、そして実用的な電気自動車だと言えそうです。

BMW iX3は「かなり高い」実用性を持つ

レイアウトとしては「フロントにインバーター、リアにモーター」を有する後輪駆動。

0-100km/h加速は6.8秒、最高速度はリミッターによって180km/hに制限されており、これらはBMW i3の「7秒ちょっと、最高速度150km/h」よりもかなり改善された数字でもありますね。

バッテリーパックはこういった構造を持ち、150kWh急速充電に対応することで「0%から80%まで」の充電にかかる時間はわずか34分。

たとえ10分の充電であってもおよそ100km走行分の電力をチャージできる、としています。

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そしてEVならではの特徴として、「スケートボード型シャシー」を採用することで重心が低くなり、X3に比較しても「74ミリ重心が下がっている」とのこと。

前後重量配分はフロント43%、リア57%という振り分けですが、リアに積まれるモーターはBMWとしてははじめて「エレクトロニクス、モーター、トランスミッションをひとまとめにした」モジュール式を採用し、軽量かつコンパクトに。

これによってリアのラゲッジスペースは最大で1560リッターという大容量を実現しているようですね。

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細部のデザインは「iX3専用」

なお、車体や基本デザインはX3を踏襲するものの、その細部はiX3専用にアレンジされており、EVらしいクリーンさが押し出されています。

キドニーグリル、フロントバンパーはiX3専用となり、キドニーグリルは「ほぼ全閉」。

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ホイールには20インチサイズが与えられ、エアロ形状デザイン、そして低抵抗タイヤの装着にて効率性を追求した、と紹介されています(これで5%くらい航続可能距離が伸びるらしい)。

さらにはキドニーグリル、サイドシル、リアディフューザーにはブルーのアクセントが入ることで「EV」であることを強調。

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なお、外装色は6パターンが用意され、カーボンブラックメタリック、ソフィストグレーブリリアントエフェクトメタリック、ミネラルホワイトメタリック、フィトニックブルーメタリック、パイドモントレッドメタリック、カシミアシルバーメタリック(全てメタリック)。

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サスペンションについては標準にて「アダプティブダンパー」が装備され、EVならではの静かさに加え、乗り心地の良さがプラスされているようですね。

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新型BMW iX3のインテリアはこうなっている

そしてこちらは新型BMW iX3のインテリア。

エクステリア同様、ベースはX3となり、そこへEVらしい装備と加飾が与えられています。

なお、内装のオプションは比較的豊富で、5パターンの内装、そしてスポーツシートもしくは標準シートが選べる模様。

ステアリングホイール上のBMWエンブレム外周、そしてシフトレバーにはブルーのアクセントが用いられていますね。

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BMWは直近で「EVトリオ」を発売することになりますが、今回のiX3はその第一弾。

その次はi4、そしてiNextと続く予定です。

現時点でiX3の価格については公表されていないものの、製造は中国の瀋陽工場(現地のパートナー、ブリリアンス/華晨汽車との合弁工場)にて行われ、中国では今年後半から納車が開始、そして欧州においては2021年から販売開始。

北米においてはiX3が販売されないとアナウンスされており(i4は導入される)、日本については現時点で導入可否については不明です。

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参照:BMW

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