BMW M4向けの「18cmワイドな」ボディキットが登場！しかもキドニーグリルが「大きなバージョン」「小さなバージョン」を選択可能

｜　ボクはバーチカルキドニー賛成派なので「大きなほう」で　｜

さて、発表以来各方面で話題の新型BMW M4。

新型M4についても、おそらくはこれまでのM4同様に各チューナーが熱い視線を送ることになりそうですが、今回はアバンテ・デザインがM4用ワイドボディキットを発表することに。

現段階でリリースされているのはCGのみではあるものの、アバンテ・デザインによれば「開発はほぼ終了段階にある」とされ、数量限定にてリリースされるとのこと。

ボディは18センチもワイド化

なお、BMW M4向けのカスタムというと（いずれのチューナーも）実用面のパフォーマンスに特化したものが多く、追加ECUによるパワーアップ、そしてサスペンションの変更やボディの補強といったメニューが多かったように思われ、こういった見栄え重視のワイドボディキットはかなり少なかったと記憶しています。

しかし今回、アバンテ・デザインではなんと18センチもワイド化するキットを用意しており、CGからでも「とんでもなくワイド」ということが伝わってきますね。

そしてアバンテ・デザインによるBMW M4向けボディキットの面白いところは「普通サイズのキドニーグリルの選択」が可能なことで、こちらの画像では「従来のM4っぽい」キドニーグリルへ。

参考までに、BMWは4シリーズ発表直後から「このキドニーグリルを変更しても構わない」というコメントを発表していますね。

この巨大「縦型」キドニーグリルについて「クーリング最適化」が大きな意図だとされていますが、バンパーを外したところを見るに、ラジエター中央あたりに「水平に」補強が入っている模様。

よって、この補強をうまく活用すれば、ラジエターの冷却性能を損なうことなくキドニーグリルを小型化できそうです。

このBMW M4用ワイドボディキットを構成するのはフロントバンパー、前後ワイドフェンダー、ボンネット、サイドステップ、サイドウイング、リアバンパー、リアディフューザー、そしてリアウイング。

バーチカルキドニーを残すとこうなる

そしてこちらはもう一方の「BMW M4のバーチカルキドニーをそのまま生かした」バージョン。

ただしグリル内のバーは「横」から「縦」に変更されています。

この「賛否両論な」巨大キドニーグリルですが、正直言うとぼくは「賛成派」で、というもの機能を優先したこの形状に対して納得しているため。

加えてこのグリルはバンパー表面とツライチに設計されており、実際に見てみると「言うほど気にならない」と考えていますが、新型4シリーズ、新型M3/M4のみがこのグリルを持っており、逆にそれも「ステータス」なんじゃないかともいう気もしているわけですね（同じように捉える人やチューナーもいると思われ、もしかすると前世代のM3/M4をこのバーチカルキドニーに変更するケースが出てくるかもしれない）。

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