| 最近のBMWは本当にオシャレになった |
現在、BMWのデザインはいまだかつて無いスピードで変わりつつある
さて、新型BMW 4シリーズ グランクーペ(G26)を見てきたので紹介したいと思います。
展示車両は420i グランクーペ(660万円)、ボディカラーはブルックリングレー(100,000円)、コンフォートパッケージ(124,000円)、サウンドパッケージ(186,000円)、ファストトラックパッケージ(249,000円)、Mスポーツシート・パッケージ(328,000円)、そしてMリヤスポイラー(28,000円)が装着されてオプション合計1,015,000円という豪華仕様です。
BMW 4シリーズ グランクーペはこんなクルマ
BMW 4シリーズ グランクーペは「4シリーズの4ドアクーペ」という位置づけとなり、日本でのラインナップは420iとM440i xDrive M Performanceとの二種類が用意され、ボディは全長4,720ミリ、全幅1,850ミリ、全高1,450ミリという堂々たる(先代よりちょっと大きくなった)サイズを持ち、4シリーズの販売のうち70%を占めると言われます。
この展示車は上述の通り420iで、搭載されるエンジンは2リッター4気筒/184馬力、0−100km/h加速は7.9秒、最高速度は235km/hというスペックを誇り、日本で乗るぶんには「ちょうどいい」パワー感なのかもしれません。
展示車の4シリーズ グランクーペにはオプションがテンコ盛り
上述の通りボディカラーは「ブルックリングレー」。
今流行の戦闘機っぽいカラーでもありますが、BMWの場合は、この「ブルックリン」という名称からするに、都会(コンクリート)をイメージしているの可能性もありそうですね。
ちなみにこのボディカラーは10万円のオプションですが、最近のBMWは一時に比べてボディカラーの選択肢が増えたと思います(420iでは7色、M440iでは10色が選べる)。※3シリーズ発表時には3−4色しか選べなかったので、これは非常にありがたい
バーチカルキドニーはもはや見慣れたという印象ですが、通常のキドニーグリルよりは、このほうがボディラインに沿った形状を持っているために「美しい」と考えています。
ちなみにこのバーチカルキドニー含む巨大キドニーグリルは「冷却性能やエアロダイナミクスを最適化するため」だと説明されていますが、たしかにグリル内を見るとガイドに沿って整然とラジエター類が配置され、その脇からはブレーキのクーリングのためにエアを流すガイドが設けられています。
ヘッドライトはレーザーではなくLEDですが、その内部構造はニューモデルが発売されるたびに複雑になっていて、4シリーズ・グランクーペでは内側にモノリスのようなものも見えますね。
サイドギル(ホッケースティック)からはちゃんとエアが抜ける仕様(ダミーではない)。
なお、前後バンパーのガイド類、こういったサイドギルや加飾パーツはピアノブラック仕上げとなっていて高級感が感じられます。
ホイールは19インチ、ブレーキキャリパーはオプションのM仕様(ネイビーカラーの対抗ピストンキャリパーで”M”ロゴが入る)、そしてMスポーツサスペンションによってローダウン。
これらはオプションのファストトラックパッケージ(249,000円)に含まれるものですが、これだけ入ってこの価格であれば「付けない手は無いだろう」という感じですね。
ボディアンダーにはブラックのパーツが装着され・・・。
車体中央部が盛り上がっているので、相対的に前後フェンダーが張り出しているように見えます。
ドアハンドルはついにフラッシュマウント化されることに(けっこうカッコいい)。
ホフマイスターキンクは3シリーズ以降、「新しい形状」へ。
ちなみにルーフアンテナ(シャークフィン)は新しい形状となっています。
テールランプはおなじみ3D形状ですが、3シリーズやZ4ほど「立体的」ではなく、やや段差を抑えたなめらかな形状。
Z4あたりからテールパイプ形状にもこだわりが感じられるようになり、エンド部が「切りっぱなし」ではなくすり鉢状の形状を持つように。
バックカメラはプロペラマークに内蔵!
リアバンパーにはディフューザー、そして小さなフィンも。
全体的に見て、Z4や3シリーズで導入された新しいデザインを取り入れつつ、4シリーズ グランクーペで導入されたフラッシュマウントのドアハンドルやシャークフィンアンテナなどの要素も見られ、これまたBMWのデザインが新しいレベルに引き上げられたという印象を受け、かなり魅力的な一台だと思います。
なお、トランクスペースはこんな感じで広々(自転車も余裕で入るそうだ)。
BMW 4シリーズ グランクーペのインテリアはこうなっている
そしてこちらは4シリーズ グランクーペのインテリア。
ちょっとおもしろいのは、フロントシートの取付部がほかのフロアに比較してすこし低いこと。
もちろんこれで頭上スペースを確保しつつも低いルーフを実現しようとしたのだと思いますが、同時に低重心化も図ることができ、こういった仕様は「重量配分や重心にこだわってきた」BMWならではですね。
オプションの「Mスポーツシート」。
シートのパイピングにも「Mカラー」!
おなじみアンビエントランプも装備され、夜間のドライブも楽しそうです。
ドアは「サッシュレス」。
ここは3シリーズと大きく異る部分で、ぼく的に非常に高く評価したい部分。
ステアリングホイールはほかの最新モデルと同じ形状途異能を持つ模様。
BMW 4シリーズ グランクーペを見てきた際の動画はこちら
他の画像はFacebookのアルバム「BMW 4シリーズ グランクーペ」に保存中(128枚)。
このBMW 420iは現在Osaka BMW千里支店にて展示中
なお、今回はOsaka BMW 千里支店の担当さんから「珍しいボディカラーのクルマが入りましたよ」と連絡をいただきイソイソと見に行ってきたわけですが、こういった連絡をいただけるのは非常にありがたいことで、ここでお礼申し上げたいと思います(近隣のディーラーさんであれば、どのメーカー/ブランドであっても、連絡をいただければいつでも訪問して精一杯宣伝します)。
Osaka BMW 千里支店
住所:大阪府吹田市津雲台7-1-D109-101
TEL:06-6832-5761
定休日:月曜日
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