
| まさかこれほどの出来栄えを持つとは |
さすがBMWが自信を持って送り出す「ノイエクラッセ」だけのことはある
発表されたばかりの新型BMW iX3を見てきたので、その様子をサクっと紹介してみたいと思いますが、このiX3は今年に入ってぼくがもっとも驚いたクルマであり、その理由は「圧倒的な工業製品としての品質とデザインを持っているから」。
参考までに、ぼくはこれまでに何度かBMWを新車で購入し、その都度(手放す時に)大きくお金を失っていて、しかしそれでも手を出してしまいそうになるのがBMWの魔力なのかもしれません(腕時計だと、売却時に損するとわかっていても買ってしまうのがベル&ロス)。
iX3は欧州だとすでに「大人気のため受注停止」

それはともかく、このiX3はBMWの次世代EVアーキテクチャ「Neue Klasse(ノイエ・クラッセ)」を初めて採用した市販モデルであり、従来型iX3とはプラットフォームから電気システム、デザイン、ソフトウェアまで全面刷新され、「BMWのEV戦略の新たな出発点」として位置付けられています。
日本では2026年5月から先行予約を開始し、7月より発売されていますが、欧州ではすでに大きなヒット商品となり、生産が追いつかないため「一時的に受注を停止している」ことについても報じられていますね。
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BMW iX3はこんなデザインを持っている
そこでこのiX3のデザインを見てゆきたいと思いますが、まずキドニーグリルはこう。
これはかつての(初代)ノイエクラッセのキドニーグリルを現代風に解釈したもので、「縦横」キドニーを組み合わせたもの。

中央部を拡大するとこう。
外側はクリアパーツ、そして内側にブラックのパーツと発光エレメントが組み合わせられて組み込まれていることがわかります。
往々にして「光るグリル」というと安っぽくなるのですが、iX3の場合はそういった印象はまったくなく、むしろ非常に高い質感を誇るという印象。

光るとこう。

光ってないとこう。
「よくこんな構造を考えたな」と感服させられるデザインで、しかしオフィシャルフォトなどの画像ではなかなか「わかりにくい」設計を持っており、しかし今後はこういった「写真ではパッと見でわからない」ディティールを持つクルマが(設計技術の高度化とともに)増えてゆくのかもしれません。

横方向のキドニーが光るとこう。

デイタイムラニングランプはこんな感じで・・・。

テールランプの発光グラフィックとシンクロする感じ。
BMW iX3のデザインは「細部までこだわり抜かれている
そしてヘッドライト内側には発光グラフィックと同じデザインのシェードが設けられ・・・。

なんとフロントウインドウのセラミックバンド、そして通常のクルマだと「ドット」となる部分までもが「ノイエクラッセ世代のは濃くグラフィック」に。
こういった「こだわり」は他のブランドのクルマ、そしてこれまでのBMWには見られなかったもので、この部分を見るだけでも「いかにノイエクラッセ世代が大きな進歩を遂げたのか」がわかろうというものですね。

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まだまだ注目に値する部分はたくさんあり、サイドアンダーのフロントホイールハウス後ろにはウイング形状のパーツがあり・・・。

リアホイール前にも。

これは非常に複雑な面構成を持っているのですが、こういった「多面体的構造」はノイエクラッセのひとつの特徴でもあるようですね。

リアバンパーの造形はなかなかにスペクタクルで・・・。

ぼくがiX3のデザインでもっとも気に入っているのがこのリアバンパーのサイドアンダー(ボディカラー同色部分とピアノブラックのパーツとのアンサンブルが素晴らしい)。

そして「ピアノブラックのパーツとの組み合わせ」は他部分でも大きなデザイン的演出に一役買っており、こちらはフロントバンパーに・・・

ルーフスポイラーのエッジ。
この部分は複数パーツが組み合わされているのですが、いずれも非常に高い精度を持つことがわかり、視覚的に「品質の高さ」を示しているところだとも捉えています。

ちなみにプロペラマークはiX3から「新世代」となり、中央部のシルバーの縁取りがなくなり、ブラックとホワイト、ブルー部分が「マット仕上げ」となって高級感が大きく向上。

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モデル名を示すバッジのフォントも変更されています。
BMWは「ノイエクラッセ世代では、それ以前から引き継ぐものは何もない」とコメントしていますが、その言葉に偽りはなく、文字通り「エンブレムやモデルネームに至るまで」新しいデザインと造形へと移行している、ということになりますね。

ちなみにドアミラーも刷新され・・・。

裏側も「隙間なく」別体パーツが組み込まれることで視覚的な高品質をここでもアピール。
こういった部分は常に目に入るところなので、購入後の満足感も「非常に高いのでは」と考えています。

なお、「(ウインドウモールとしての)ホフマイスターキンク」は影を潜め、ウインドウの形状によってのみ示されているようですね。

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