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BMW新型「i3」が事前予約の好調を受けて本拠地ミュンヘンで量産開始。先端技術の導入により製造コスト10%削減、同工場は2027年EV専業化へ

ドイツ ミュンヘン工場にて製造されるBMW i3

Image:BMW

| 本拠地ミュンヘンで描くBMW電動化の新たな未来 |

BMWはついに「新しい時代へ」と本格的に舵を切る

BMWブランドの象徴である「3シリーズ」の聖地、ドイツ・ミュンヘン工場にて、次世代EVアーキテクチャ「ノイエ・クラッセ(Neue Klasse)」を採用した新型セダン「BMW i3」の量産がついに開始されることに。

2026年6月中旬の予約受注開始以来、予想を上回る勢いにて強い需要が寄せられており、BMWグループは本拠地工場の変革とともに電動化戦略をさらに加速させる、とアナウンスしています。

この記事の要約

  • ノイエ・クラッセ第2弾「BMW i3」が本拠地ミュンヘン工場で量産スタート:好調な事前予約を受け、工場は急速な増産体制(ランプアップ)へ突入。
  • 最先端生産技術により製造コストをさらに10%削減:プロセスの最適化と自動化・デジタル化の推進、新アーキテクチャの採用により圧倒的な生産効率を達成。
  • 2027年、ミュンヘン工場は完全EV専業工場へ:1975年から900万台以上の3シリーズを生み出してきたマザープラントが完全にガソリン車から完全電動化へシフト。

4年間の全面刷新を経て誕生した最新鋭「ミュンヘン工場」

BMWグループは過去4年間にわたり、通常稼働(1日あたり最大1,000台の生産)を維持しながら、ミュンヘン工場の約3分の1に及ぶ敷地を大幅に改修していますが、そこには新しいボディショップ、最新の車両組み立てライン、そして統合物流エリアを建設し、最終検査を行うデリバリーホールも新たに新設。

伝統ある歴史的生産拠点でありながら、フレキシブルでデジタル化された高度なEV工場へと進化を遂げています。※BMWではミュンヘン工場に限らず、複数の工場を刷新中。なおiX3は別工場にて生産されている

ドイツ ミュンヘン工場にて製造されるBMW i3

Image:BMW

BMW i3(ノイエ・クラッセ)主要スペック・生産概要

項目詳細データ
モデル名BMW i3(ノイエ・クラッセ セダン)
量産開始時期2026年8月
主要生産拠点BMWグループ・ミュンヘン工場(ドイツ)
パワートレイン第6世代(Gen6)eDriveテクノロジー(800Vシステム)
バッテリー供給イルバッハ=シュトラースキルヒェン工場(第6世代高電圧バッテリー)
モーター生産シュタイア工場(オーストリア)
製造コスト削減率従来の同等生産プロセス比で10%削減
将来の生産方針2027年よりミュンヘン工場は100%電気自動車(BEV)専業へ

効率化を極めた「BMW iFACTORY」と地産地消のサプライチェーン

ミュンヘン工場における生産効率向上は、BMWが推進する未来の生産ビジョン「BMW iFACTORY」に基づいていて、デジタルツイン(仮想空間での工場再現)やAIを活用したインライン品質管理を徹底導入することにより、高い品質水準を一切妥協することなく、製造コストの10%削減を実現しています。※さらには複数工場間での事例共有によって早期のトラブル発見・解決も行っている

また、高電圧バッテリーとパワートレインの供給には「Local for Local(地産地消)」のアプローチが貫かれているといい・・・。

  • 第6世代(Gen6)高電圧バッテリー:ミュンヘンから約90分に位置する新工場「イルバッハ=シュトラースキルヒェン(Lower Bavaria)」から供給。
  • Gen6 電動モーター:40年以上のエンジン生産実績を持つオーストリアの「シュタイア工場」で製造(ハウジングはランツフート工場から供給)。

バイエルン州周辺の地域サプライチェーンを強固に結びつけることで、CO2排出量の削減と信頼性の高い安定供給を両立させています。

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ドイツ ミュンヘン工場にて製造されるBMW i3

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結論:3シリーズの情熱を継承し、BMWは完全電動化の時代へ

1975年以来、900万台以上のBMW 3シリーズを世に送り出してきたミュンヘン工場。

その伝統と誇りは、完全電動モデルである「BMW i3」へと確実に受け継がれることとなっていますが、2027年にはミュンヘン工場で製造されるすべての車両が100%電気自動車(BEV)となり、ガソリンエンジンの3シリーズ生産は他の拠点へ引き継がれることになるのだそう(それはそれで驚きである)。

まさにBMWの歴史における「新しい時代(ノイエ・クラッセ)」の幕開けを告げる象徴的なニュースと言えますね。

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