| 公開されたプロトタイプはほぼ「フルラッピング」状態、つまりは全身で新しさを表現することになりそうだ |
そして新型BMW M2はメキシコで生産される最初の「Mモデル」に
さて、ここ最近はフルモデルチェンジ版となる新型BMW M2のプロトタイプが目撃されたりといった状況ですが、今回はじめてBMWが新型M2のティーザー画像を公開。
BMW M社は今年で50周年を迎え、XMの発表を皮切りにM3初のワゴンボディ「M3ツーリング」のティーザーキャンペーン開始、さらにはM4 CSLと見られるモデルの目撃例などにわかに「忙しい」様相を呈しています。
ただ、M2は「後輪駆動のみ」「おそらく(限定ではなく普通に買える)Mモデル最後のマニュアル・トランスミッション車」ということで大きな注目を集めており、今年最も期待されるクルマのうちの一つでもありますね。
新型BMW M2はメキシコにて生産
そして今回BMWが発表した事実が「新型BMW M2はメキシコのサン・ルイス・ポトシ工場で全世界に向けて独占的に生産される」ということ。
つまりは米国市場向けだけではなく、日本に入ってくるM2もメキシコ製ということになり、これはなかなかに驚かされるニュースです。
なお、新型M2の生産開始はBMW M社の50周年記念式典と同時期に行われる予定だといい、BMWサン・ルイス・ポトシ工場の社長兼CEOであるハラルド・ゴットシェ氏によれば「メキシコ工場が全世界に向けてM車両を製造することになり、Mの50周年記念式典に参加できることを大変うれしく思っています」とコメント。※コメントを見る限り、同工場でMモデルを生産するのは「初」となるようだ
このM2はサン・ルイス・ポトシ工場にて生産されるBMWとしては「3番目」で、すでに2019年から生産される3シリーズ、そして新型2シリーズ・クーペに次ぐモデルとなるそうですが、M2生産のために800名の増員を行い、今まで1つだったシフトを「2つ」に増加させる、とのこと。
新型M2についての情報は多くはない
新型BMWM2についての情報は多くはなく、わかっているのは「おそらく最後の純粋なドライバーズ・パフォーマンス・カーになること」、そして2シリーズ・クーペ同様に特徴的なデザインを持つであろうこと、そしてMパフォーマンスパーツによる過激なオプションパーツが用意されること。
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ウワサレベルでは「後輪駆動のみ」「MTと8速ATが選択可能」、そしてM3/M4に積まれる3リッターターボエンジンが「デチューン」されて載り、M2コンペティションだと先代のM4 CSと同じ450馬力を発生するとも言われていますね。
そしてさらには「モデルライフ後半にはもっと強力な」最終バージョンが登場する、という話も出ているようですね。
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