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BMW M4 CS発表。454馬力、ニュルのラップタイムはレクサスLFAと同じ

2017/04/19

BMWが上海モーターショーにて「M4 CS」を発表。
M4コンペティション・パッケージとM4 GTSとの中間に位置するモデルで、おそらくは「限定モデル」。
現在のところ限定数量については触れられていませんが、発売そのものは夏以降、としています。

エンジンはM4と同じ3リッターツインターボですが、出力は454馬力に向上。
標準M4に比べ29馬力、M4コンペティション・パッケージに比較すると+10馬力となっています。

加えてM4 GTS同様に軽量化が施され、ルーフ、トランクリッドスポイラー、ディフューザー、フロントスプリッターはカーボンファイバー製。
その他ドアトリムの軽量化、などでM4に比べ合計32キロの軽量化を達成。

これらによってM4 CSの0-100キロ加速はなんと3.9秒。
M4コンペティションパッケージよりも0.3秒速い数字ですね。
最高速度は時速278キロ、ニュルブルクリンクのラップタイムは7分38秒としており、M4 GTSの7分27秒88には及ばないものの、これはレクサスLFA、ランボルギーニ・ガヤルドLP570-4スーパーレッジェーラといったスーパーカーと同タイムとなっています。

その他の装備として6ポットブレーキキャリパー(ゴールド)+カーボンセラミックブレーキ、ロールバー、F:19/R:20インチホイール、強化サスペンションなど。

ボディカラーはライムロックグレー・メタリック、アルピンホワイト、マリノブルーメタリック、サファイアブラックメタリック、フローズンダークブルーⅡの5色。
価格は本国にて116,900ユーロとなっており、これはM4の76,700ユーロに対し40,200ユーロ高い値付。

なお、スペインのみ限定にて「M4 CS」が2016年5月に発売されていますが、ウイング形状などを見るに、「名前は同じでも違うモデル」と考えてよさそうです。

関連投稿:BMWジャパンが新型4シリーズ、M4、M4CSを発売。M4CSは1598万円、60台限定

BMWジャパンが4シリーズ/M4のフェイスリフト版、M4CSを発表。
4シリーズ、M4は本国での発表にやや遅れていますが、M4CSはつい先ごろの上海モーターショーで公開されたばかりであり、ほぼタイムラグのない日本発売となっています(1598万円、60台限定)。

まずは新型4シリーズ。
BMWジャパンによるとその特徴、価格は下記の通り。

外観を大幅にリフレッシュし、スポーティかつダイナミックな存在感を更に強化。
新たにヘキサゴナル・デザインのアダプティブ LED ヘッドライトやLED テール・ライトを採用し、よりワイドでエレガントなクーペ・スタイリングを実現。
「マルチ・ディスプレイ・メーター・パネル」や「HiFi スピーカー・システム」等を標準装備し、クラスを超えた機能と品質を提供。

次いでM3/M4、M3コンペティション/M4コンペティション。
デイタイム・ランニング・ライト機能付きの新世代ヘキサゴナル・デザインのアダプティブLEDヘッドライト、新デザインのLEDにテールランプ、ブラックカラーの19インチアルミホイールが採用に。
加えてharman/kardonサラウンド・サウンド・システム、カーボン・ファイバー・トリムを標準装備している、とのこと。
ブラックのホイールはこれまでとずいぶん車体のイメージを変えそうですね。
価格は下記の通り(M3が1185万円もするのには驚き)。

コンペティション・パッケージは標準モデルよりも71万円高価ですが、出力が19馬力向上し、サスペンション/DCSの変更や再チューニング、アクティブMディファレンシャル(電制デフ)、MMスポーツ・エキゾースト・システム、鍛造軽量ホイール(666M)、ハイグロス仕上げのキドニーグリル、ブラッククロームのマフラーエンド、軽量Mスポーツシート、Mストライプ入りのシートベルトが与えられ、内容を考えると「割安」とも言える設定です。

そして最後はM4 CS。
価格は1598万円、とちょうどM4とM4 GTS(1950万円)との中間あたり。
出力460馬力、軽量化が施され剛性が高められたサーキット走行向けモデルで、日本国内で60台のみの限定、となっています。


関連投稿:BMW M4 CSは3000台、二年の限定生産との噂。M2 CSも登場予定

上海モーターショーにてBMW M4 CSが発表されましたが、本国での価格(116,900ユーロ)は公開されたものの、台数が限定なのかというアナウンスは無し。
現在も公式での発表はありませんが、一部メディアでは「二年間の限定生産で、台数は3000台に絞る」と言われています。

なお、おなじM4の限定車だと「M4 GTS」がありますが、こちらは700台の限定販売。
ただしこちらはわずか4週間で完売しており、BMWはこの反応には非常に驚いた、と言われていますね(何と言っても通常のM4の倍の価格)。

M4 GTSによって「このビジネスは金になる」と踏んだのかどうかは不明ですが今回M4 CSが登場し、この次は「M2 CS」が登場する、とも。
なお先日「BMW内部から漏れたとされる」2019年までの新車計画ではM2のホットバージョンについて「CS」ではなく「GTS」となっていますが、同じくこの計画では今回の「M4 CS」については触れられておらず、現時点では何を信じて良いのかわからない状態ではあります。

M2は「そのまま」でも非常に魅力的な車で、時々中古車が欲しいと考えて検索をかけるのですが、元々の販売台数が少ないせいかほぼお目にかかれることはないようです。


関連投稿:BMWは上海モーターショーで「M4 CS」発表?BMW中国が公式ティーザー配信

上海モーターショーにて、BMW M4”CS”が登場か?というウワサ。
すでに限定発売され完売となった「M4 GTS」ほどハードではないM4ということになりますが、Bimmerpostによると、上の画像は「BMW中国から公式で流れた案内」とのこと。

画像では変更点などの確認が難しいものの、同時に配信された別画像ではM4GTSに装着された「OLED」テールランプの装備を示すものもあり、かつフロントスプリッターがM4 GTSに似ていることから「GTSに準ずるスポーツモデルでは」と判断されているようですね。

BMWにとって中国は重要な市場で「1シリーズセダン」や「ロングボディ」など中国専用モデルを投入しているものの、あくまでも主役はセダンやSUVであり「スポーツイメージが薄い」のも事実。
その中国でスポーツモデル、しかも「CS」を発表するのかという疑問はありますが、逆に現在BMW=スポーツというイメージのない「中国だからこそ」CSの発表で流れを変えたいのかもしれません。

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