BMWモトラッド(バイク)より電動スクーター「C evolution」が発表に。
発売は5/12、価格は1,487,500円。
ほぼ同じ形状を持つ、ガソリンエンジン搭載の「C650スポーツ」の価格が1,145,000円なので、やはり電動化によってかなり価格が上昇している、といえますね。
こちらがガソリンエンジンを搭載するC650スポーツ。
C EVOLUTIONは、このC650の動力源をガソリンエンジンからモーターに替えたものと考えて良さそうです。
C EVOLUTIONは100%エレクトリックバイクで、日本向けモデルは航続可能距離は160キロのロングレンジバージョン。
バッテリー自体はi3に使用されるのと同じモジュールとなり、4つのドライブモードを装備。
駆動輪は後輪のみで出力は48馬力、最高速度は129キロ(リミッター作動)。
充電については200Vを使用するとのことで、自宅に単相200Vが無い場合は200V化の工事が必要になります。
なお販売できるのはBMWモトラッド正規販売店の中でも「C EVOLUTION取扱店」のみ。
これはBMWと言えどもi3/i8が「i専売店」でしか販売できないのと似ていますね。
オフィシャルフォトにもi3が登場し、車体カラーも「アイオニックシルバー」とi3/i8と共通のカラーを持つものの、アクセントカラーはそれらに用いられる「エレクトリックブルー」ではなく「エレクトリック”グリーン”」。
「i」の名称が与えられていないことからも、「i」シリーズとは(関連性を示唆しながらも)明確に分けられているようです。
戦略的にはiシリーズの一員として扱ったほうがブランディング上も良いのではと思いますし、i専売ディーラーでも販売したほうが良さそうではありますが、代理店の垣根など色々な問題があるのかもしれません。
なお免許の区分がどうなるのかは不明で、中免で乗れるのか、大型免許が必要なのかは不明(これによっても売上は随分変わりそう)。