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リモワのスーツケースみたいな新型EVがドイツから登場!価格は130万円~、「ACM シティ ワン」が道具感満載でカッコいい

2021/08/28

リモワのスーツケースみたいな新型EVがドイツから登場!価格は130万円~、「ACM シティ ワン」が道具感満載でカッコいい

| バッテリーは交換式、ボディパネルの一部も変更できるようだ |

商用やカーシェアリング、もちろん個人向けとしての用途も想定

さて、ドイツのEVスタートアップ、ACM(Adaptive City Mobility)がその製品第一号となる電気自動車「シティ・ワン(City One)」を発表。

このEVはGRスープラやメルセデス・ベンツGクラス(ゲレンデ)の製造を行っていることで知られますが、製造のみではなく車両本体やそこに使用される技術においても開発を手掛け、メルセデス・ベンツの4WDシステム(4MATIC)の開発を担当したことでも有名ですね(そのほか、AMG、アストンマーティン、BMW、クライスラー、ジープ、メルセデス・ベンツ、MINI、プジョー、サーブ、スマートの生産も一部請け負っている)。

なお、同社のサイトには以下のように紹介がなされています。

マグナ・シュタイヤーの100年以上の完成車生産と幅広いエンジニアリングサービスの経験が独自ブランドを持たないエンジニアリング・生産パートナーとして、自動車メーカーをグローバル市場でサポートすることを可能にしています。

私たちの幅広いサービスは、システムからモジュール、完成車エンジニアリングを網羅し、さらに、ニッチな車両
から量産車両まで世界水準のフレキシブル生産ソリューションを提供する完成車生産にまで至ります。
マグナ・シュタイヤーは、現在までに、30機種を370万台以上生産してきました。

マグナ・シュタイヤーは、内燃機関をもつ既存の自動車からハイブリッド車、電気自動車までを受託生産する(ひとつの生産ラインで全てを生産する場合もあり)理想的な完成車生産パートナーです。これは電動化とeモビリティーに関する私たちの経験を表しています。

マグナ・シュタイヤー

マグナなら安心

つまりマグナ・シュタイヤーは開発・製造において「非常に安心できる」企業ということになりますが、そのマグナ・シュタイヤーが開発した車両であれば「新興EVメーカーのクルマであってもまた安心」という印象も。

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JUN
JUN
横から見るとホンダ・エレメントっぽいな・・・!

さらにこのACM社は2013年に設立された比較的新しい企業といえど、BMW、アウディ、オペルなどの大手自動車メーカー出身の幹部が多く在籍し、設立当初の資金はドイツ政府からの出資にて、追加資金は中国、ドイツ、スウェーデンの個人投資家から調達しています。

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ACM シティ・ワンはこんなクルマ

そしてACM シティ・ワンは4枚のドアにモジュール式キャビンを持ち、しかし大きな特徴は「交換可能なバッテリーを持っている」ということ。

カーシェアリングでの使用も検討しているといい、その場合の充電にかかるダウンタイムを大きく減少させることが可能です。

なお、バッテリーは後部ドアを開けた床下に格納されており、2.5kWhのバッテリーが4つ収まっています(バッテリーの全容量は24kWhで、交換できるのはそのうち10kWh)。

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車両のテストは2017年に開始され、現在最終の仕様やデザインを詰めている段階だそうですが、実際のデリバリーは2023年以降になる、とのこと。

ボディサイズは全長3.60×1.65×1.67m、重量950kgというコンパクトなクルマで、搭載されるエレクトリックモーターの出力は34PS、最高速度は時速110キロ。

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バッテリーを充電する場合だと専用充電器経由で5時間、家庭用コンセントからは最大8時間でフル充電が可能となり、オプションのルーフボックスにバッテリーを増設することで、最大航続距離が標準の240kmから360kmに延長されます。

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シティ・ワンは、レンタカー、タクシー、商用車としての使用、もしくは個人の購入者にも販売が行われ、価格は装備に応じて10,000〜15,000ユーロ(日本円で130万円~)とかなり魅力的。

欧州だと、現地で最も安い電気自動車のひとつである「ダチア・スプリング」の直接のライバルとなるそうですが、すでに20万8000件以上の受注を獲得している、ともアナウンスされています。

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ACM シティ・ワンのインテリアはこうなっている

ACMシティ・ワンのインテリアも外観同様にシンプルかつ実用的で、大型タッチスクリーンを備えたダッシュボードを装備。

キャビンには大人5人が乗ることができ、400リットルの収納スペースを持つうえ、後部座席を折りたたむと、1,450リットルの大容量スペースが出現します。

なお、シティ・ワンを商用バンとして使用する場合は、荷室にパーテーションを設置したり、リアウィンドウにパネルを追加できるほか(パネルバン化)、テールゲートに40インチのスクリーンを設置して移動中に広告を表示することも可能です。

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ACMシティ・ワンのプロモーション動画はこちら

参照:Adaptive City Mobility

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