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新型メルセデス・ベンツGLCクーペのフェイスリフトモデル走行中。ヘッドライト、テールランプは新発光形状に

2019/01/07

競争が厳しくなったSUVセグメントでの生き残りをかける

新型メルセデス・ベンツGLCクーペのプロトタイプが目撃に。
これはフルモデルチェンジではなく「マイナーチェンジ(フェイスリフト)」モデルということになりますが、現行GLCクーペはまだ登場して3年ちょっとでもあり、フェイスリフトのタイミングとしては「ちょっと早い」とも思われます。

ただ、それでもメルセデス・ベンツがフェイスリフトを行う理由としては、最近急激に変化しているメルセデス・ベンツのデザインに既存モデルを「統合」する必要があることや、競争が厳しくなっているSUV市場を考慮に入れたせいかもしれません。

ヘッドライト、テールランプは新デザインに

そしてフェイスリフトの定番といえば「ヘッドライト、テールランプの変更」。
今回の新型GLCクーペもメルセデス・ベンツが現在採用する「プレデター・フェイス」に近づけるべくデザインの変更が行われるようですね。

ただ、面白いのはLEDデイタイムランニングランプの光り方が新型AクラスやCLSとは異なること。

メルセデス・ベンツはこれまで各モデル間で「光り方」を極力似せる努力を行ってきましたが、ここへきてその方針を「変更」してきたということなりそうです。

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その理由は不明ですが、「全体的に同じような雰囲気を持ちながらも」、ヘッドライト(デイタイムランニングランプ)にモデルごとによって異なる発光デザインを持たせているアウディを意識したのかもしれません。

ブランドイメージを確立するには「統一性」も重要ではあるものの、それは時に「金太郎飴的」になってモデル間の差異を希薄にしてしまい、自社ラインナップ内での競合を発生させてしまうことがあるわけで、近年急激にラインアップを増やしているメルセデス・ベンツは「棲み分け」の必要性を感じている、とも考えられそう。

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なお、同様の理由かテールランプも(バタフライではなく)新しい発光形状に。
雰囲気的には「ヴィジョン・マイバッハ・アルティメイト・コンセプト」に似ていて、発光する「外枠」を持つデザイン。

もしかするとメルセデス・ベンツ各車のテールランプは今後この方向に「寄せられる」のかもしれませんね。

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今回のスパイフォトを見るに、変更されるのは(外観だと)ディティールのみのようで、大きな変更はないようにも見えます。

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スタイル的にはまさに「クーペSUV」で、メルセデス・ベンツはこのGLCクーペフェイスリフトモデルにて、フルモデルチェンジを迎えたBMW X4に対抗することになりそうですね。

VIA:

walkoARTvideos

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