メルセデス・ベンツXクラスのカスタムを手がけるチューナーはかなり少ない
内装スペシャリスト、カーレックスがメルセデス・ベンツXクラスのクラスのインテリアをフルカスタム。
メルセデス・ベンツはブランド初の「ピックアップトラック」で、発売前には大きな話題を呼んだモデルです。
提携関係にあるルノー/日産が製造するトラックのOEMとなりますが、欧州では予約が殺到するなどビッグヒットが予想され、しかし発売後は今ひとつ鳴かず飛ばず（このままだと、Xクラスは現行モデルで終了するかもしれない）。
その理由はは不明ではあるものの、おそらくは品質や乗り味が「メルセデス・ベンツらしくなかったから」なのかもしれません。
中には車両一台分ほどのカスタム費用がかけられた例も
ただし人気がイマイチとはいえど、一部ではXクラスにとんでもなく費用をつぎ込んでカスタムする例も見られ、カーレックスでは過去に何台かXクラスのカスタムを公開済み。
なお、カーレックスはサブブランドとして「ピックアップデザイン」を立ち上げ、メルセデス・ベンツXクラスはじめ各車のトラックをカスタムしています。
加えてピックアップデザインではインテリアのみではなく外装のカスタムを行うのも特徴で、過去にはこんなハードカスタムも。
そして今回のXクラスですが、インテリアはホワイトレザーにブラウンレザーを組み合わせ、そこにウッドとブラウンアルカンターラを使用。
シートのベース部にもブラウンレザーが貼られ、フロアマットはヨットの甲板（デッキ）風のウッド製に。
ダッシュボードのアンダー部はホワイト、アッパー部はブラウンアルカンターラ。
センター部にはウッドが用いられるなど、複数の異素材をうまく組み合わせているようですね。
ヘッドレストにあるのは「ピックアップデザイン」のマーク。
シートのセンター部には「波」のようなステッチが施されます。
ブラウンレザーにはホワイトステッチ、ホワイトレザーにはホワイトステッチが採用されているようですね。
こうやって見ると、このインテリアがピックアップトラックのものだとは信じられないほど。
ダッシュボードやシートのみならず、ドア内張りやセンターコンソール、シフトノブなど総張替え。
ステアリングホイールはスポーク部やセンターパッドまでカスタムされていますね。
ダッシュボードに使用されるウッドはダークな色調を持ち、その周辺にブラウンレザー、そしてさらにその外にホワイトレザー。
「CARLEX DESIGN」のバッジも見えますね。
VIA:CARLEX