| カスタムにはけっこうお金がかかっているように見えなくもない |
日本だとDAMDやリバティーウォークが「スズキ・ジムニーをメルセデス・ベンツGクラス風にカスタムするキットを発売していますが、今回はドバイにて目撃されたという「中国製の」メルセデス・ベンツGクラス「コンバージョンキット」(しかもサイドマフラー)。
これはGT BOARDのFacebook上に投稿されたもので、ブランド名や「なぜ中国製だとわかったのか」は不明です。
ただしその品質を見ると「やはりこれは中国製に違いない」と思わせるところも。
なぜに「スズキ」を強調?
なお、この画像を見るに、ボディパネルの殆どが作り直されている模様。
ブルー、イエローの個体がありますが、両方ともパーツ自体はおおよそ同じようです。
そしてブルーの方を見るとスペアタイヤカバーまでメルセデス・ベンツGクラスそっくり。
リアバンパーそしてフェンダーもGクラスの「コピー」と言っていいレベルですね。
フロントフード、ヘッドライト、フロントフェンダー、ウインカー、グリル、フロントバンパーもメルセデス・ベンツGクラスそっくり(ちょっと丸みを帯びている)。
もちろんメルセデス・ベンツGクラスの特徴的なサイドモールもコピーされ、しかしこれは各パネルと一体成型となっているようにも見え、その出っ張った部分だけをブラックにペイントしたように思えます。
グリルガードも「メルセデス・ベンツGクラスそっくり」ですが、なぜかフロントのエンブレムは「スリーポインテッドスター」ではなくスズキの「S」。
これはわざわざあたらしく作っているようで、なぜ「S」で作ったのかは不明です。
ホイールカバーにも「S」マークが見られ、バックドアには「SUZUKI」、反対側には「JIMNY」の純正バッジが装着(ボディはオールペンもしくはフルラッピングされていると思うので、エンブレム類は一旦取り外し、その後改めて取り付けられている)。
ちなみにサイドステップ、ホイールもメルセデス・ベンツGクラスを強く意識したもの。
ドバイの人々はリッチなので、こういった「レプリカ」を購入する必要はないと思われるものの、「スズキ」を強調しているところを見るに、実際にメルセデス・ベンツGクラスを持っている人が、それと並べる「ネタ」として購入しているのかもしれませんね。
VIA:GT BOARD