| メルセデス・ベンツはもはや新型Eクラスを「隠す」気はさほどないようだ |
メルセデス・ベンツはつい先日、新型(フェイスリフト/マイナーチェンジ版)Eクラスのティーザー画像を公開していますが、一部のユーチューバーをテストの現場に招待していたようで、今回MercBenzKing氏がそのプロトタイプの内装/外装レビューを動画にて公開。
これを見ると新型Eクラスは(これまでのモデルと比較して)けっこう変わっているような、いや変わっていないような、やっぱり変わっているような、という微妙な印象。
ただ、クルマの印象を決定づけるヘッドライトとグリルには大きな変化があるように見え、よってすべての偽装が取れて新型Eクラスが発表された際には「かなり変わったな」という印象を受けることになりそうです。
新型メルセデス・ベンツEクラスはこう変わる
こちらは現在のEクラスだと「スポーツ」系に相当するモデル。
フロントバンパーのエアインテークがセンターと左右に分割されていることで「それ」とわかります。
こちらは現行E300アバンギャルド”スポーツ”。
これと比較すると、新しいEクラスにつき、まずヘッドライトが変更されていて、AクラスやCLSといった最新世代のメルセデス・ベンツと同じ意匠に。
現在採用されているヘッドライトに比較するとかなり「薄く」なっていて、見た目の印象が大きく変わることになりそうです。
加えて、ヘッドライト形状の変更に伴い、フロントグリルは「末広がり」デザインへ。
フロントバンパーのロワーグリルについては(二本のフィン含め)大きなデザイン変更はなさそうですが、インテークの外側にはガイドが設けられ、おそらくは(偽装が厚いので)センター部のインテークも新デザインとなりそう。
ヘッドライト内部はこう。
内部構造も大きくアップデートされることになりそうです。
こちらは「スポーツ」でないほうのフロントグリル。
現行Eクラスはグレードかかわらずグリル(外側の)形状が基本的に同一ですが、新型Eクラスではグレードによってグリルの形そのものに差別化が設けられる模様。
フロントよりもリアの変更のほうが大きそう
まずこちらは現行メルセデス・ベンツE300クラス。
そしてフェイスリフト版のリア。
テールランプ形状もまた、現行CLSやAクラス同様の「横長」そして「外に向かって下辺が下がる」デザインを持っていて、これは縦型に近いデザインを持つ現行とは大きく異るところ。
よってリアビューはかなり印象が変わりそうですね。
リアアンダーディフューザーには小さなフィンも。
インテリアは見た目には大きな変更はないが
外装をチェックした後、メルセデス・ベンツのドライバーによる運転で試乗開始。
見たところ大きな変更はないように見えますが、インフォテイメントシステム「MBUX」がアップデートされている、と言われます。
なお、ステアリングホイールが新しくなり、おそらくは「Eクラスで採用される最新世代」。
動画の最後の方で出てくる車両のドライブモード変更画面がこちら。
車両の画像が表示されていて、これが新型Eクラスの最終デザインということになりそうですね。
VIA: MercBenzKing