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【動画】フルモデルチェンジ版新型メルセデスAMG GTの走行風景が初めて目撃される！そのスタイルはロングノーズから大きくシフトして「普通のクーペ風」に

2022/03/29

｜　スタイルのみではなく様々な面において新型メルセデスAMG GTの変更は多そうだ　｜

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特徴的なロングノーズ・ショートデッキでなくなるのはちょっと寂しい

さて、スパイビデオ系ユーチューバーによって「はじめて」フルモデルチェンジ版のメルセデスAMG GTが走行する姿が捉えられることに。

なお、この新型メルセデスAMG GTにつき、既に発表されたメルセデスAMG SLと多くを共有することになり、そのせいか現行モデルに比較してスタイリングが大きく変わっているように思います。

参考までに、撮影者もコメントに記載していますが、その走行時のサウンドは「紛れもないV8」であり、現行モデルに引き続き、新型AMG GTはV8エンジンを搭載するということになりそうですね。

新型メルセデスAMG GTはこうなる

そしてこちらがニュルブルクリンク近郊にあるメルセデス・ベンツの保有する研究開発施設から出てくる新型AMG GT。

見たところ、シートによる偽装が全身を覆っているものの、パネルなどの物理的なカモフラージュは無いように思えます。

カモフラージュのせいなのかどうかはわかりませんが、ヘッドライト上部のデイタイムランニングランプについて「3分割」されているようにも。

ちなみにこの「分割型」発光グラフィックについては、先日先行レビューが公開された新型GLCにも見られるもので、今後のメルセデス・ベンツにおける「標準」となるのかもしれませんね。

サイドから見ると、現行メルセデスAMG GTの持つ「ロングノーズ、ショートデッキ」という特徴がやや薄れているように思われ、ドライバーの位置を見るに、シートポジションそのものが前に移動しているようですね。

新型メルセデスAMG GTは「新型AMG SL」と共同開発されていることが知られており、よって車体やパワーユニット、その他の装備についてもAMG SLと共有する部分がかなり多そう。

ただしメルセデス・ベンツによると両者の棲み分けを図るため、AMG SLはよりラグジュアリーに、そしてAMG GTにはレーシングカーライクな性質を与えることになるとのことなので、その中身は大きく異なることになると考えて良さそう。

見た感じだとAMG SLと非常によく似ているといった印象で、文字通り「AMG SLのクーペ版」といった感じで、テールランプもヘッドライト内の発光グラフィックと同じく3分割のようにも見えます。

タイヤ/ホイールはかなり大きく見え、これもAMG SL同様に（最大で）21インチサイズが投入されることになりそうですね。

全体的に丸っこく塊感のあるデザインが与えられることになるものと思われ（フロントグリルのフレームも細くなり、ボディとツライチになっている）、様々な意味で現行AMG GTとは大きく異るクルマにシフトすると認識しておいたほうがよく、もしかするとAMG SL同様、「はじめて4WD」が採用される可能性もあり、またAMG SLに採用されているアクティブ・エア・コントロール・システム、さらにはオプション設定されているアクティブ・エアロダイナミクス・エレメントも導入されることになるのかも。

なお、AMG　SLについて、走行性能を極限まで追求したストイックなスポーツカーではないためかハンドリング、そしてサスペンション等に関する情報はあまり公開されておらず、しかし新型AMG GTは「ピュアスポーツ」であるためそのあたりは妥協なく突き詰められていると考えるべきで、よって様々な新機軸が盛り込まれていると捉えていいのかもしれません。