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AMG GTにGクラスの顔面を移植?メルセデスAMGとウィル・アイ・アムとのコラボにて過去に例を見ないワンオフモデルが登場するようだ

2022/05/03

AMG GTにGクラスの顔面を移植?メルセデスAMGとウィル・アイ・アムとのコラボにて過去に例を見ないワンオフモデルが登場するようだ

| ボクはこういった異色カスタムが大好きだ |

おそらく車体はAMG GT 4ドアクーペ、そして観音開きドアを持つもよう

さて、メルセデスAMGは、アーティストそして実業家としても知られるウィル・アイ・アムをブランドアンバサダーに起用していますが、今回は両者のコラボレーションによる”スポーツカー”のティーザー画像を公開。

フロントだけを見るとGクラスのヘッドライとを持つことがわかり、とても「スポーツカー」という雰囲気ではないものの、サイドビューそしてリアビューを見るとクーペスタイルを持っており、たしかに「スポーツカー」的でもありますね。

なお、このクルマは1台のみのワンオフとなり、教育関連プログラムの資金調達を目的としているとのことなので、オークションに出品されたりといったことがあるのかもしれません。

そのルックスは明らかに「異質」

現在メルセデスAMGは2つのティーザー画像、ひとつのティーザー動画を公開していますが、見れば見るほど異質であり、しかしけっこう格好いいんじゃないかとも考えています。

ティーザー画像や動画を見ると、メルセデスAMG GTとAMG GT 4ドアクーペとの中間のようなプロポーションを持ちますが、後部ドアの存在が確認でき(観音開きのようにも見える)、テールランプはAMG GT 4ドアと同じものを採用しています。

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角張ったフロントを持つ反面、丸いルーフやテールを持つスタイルは非常にユニークであり、相当なインパクトを見るものに与えることになるのは間違いなさそうですね。

なお、ウィル・アイ・アムの公式サイトによると、「メルセデスAMGのためにクルマを制作し、明日の技術的を担う若者を育てるため、エンジニアリング教育プログラムに資金を提供する」とのこと。

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このクルマは「WILL.I.AMG(ウィル・アイ・エーエムジー)と命名されており、昨年に公開された「プロジェクト・マイバッハ×ヴァージル・アブロー・コンセプト(下の画像)」を連想させますが、近年のクルマはエアロダイナミクスを考慮したスリムなものが多く、とくにEVだとグリルレスと小型ヘッドライトというデザインが多いため、こういった押し出しの強いクルマはむしろ新鮮に感じます。

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ウィル・アイ・アムはこんなカスタムカーを作ってきた

なお、ウィル・アイ・アムは「ちょっとやそっとではない」カスタムカーを製作してきたことでも知られ、それらを見るに今回の「WILL.I.AMG」についてもちょっと納得。

ここでその一部を見てみましょう。

まずはフォルクスワーゲン・ビートルをベースにした「モンスター(1億円くらいかかったらしい)」。

デロリアンを改造したDELOR.I.AMといったクルマも手掛けています(オーテック・ザガート・ステルビオを連想させる)。

コルベットベースの「VETTE.I.AM」といったクルマも(カスタムカーに”I.AM”といった文字列を付与することが多いようだ)。

ベース車両不明の「ロケット」。※マクラーレンMP4-12Cという説が有力

こちらは比較的有名な、テスラ・モデルSベースのカスタムカー。

両開きドアを採用していますが、他のカスタムカーでもこのドアを採用する例が多く、一定のこだわりがあるようです(そこが今回のWILL.I.AMGでの観音開きドア採用に繋がったのかも)。

メルセデスAMGが公開した公式ティーザー画像はこちら(インスタグラム)

参照:Mercedes-AMG(Instagram)

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