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アメリカのAMGディーラーがAMG GTをチューン。タービン交換で745馬力+過激エアロ装備

2016/10/27

AMG GT Sの新たなチューニングカーがアメリカより登場。
今回は「ダイム・レーシング」から発表されたものですが、聞きなれないチューナーながらもGT3スペックのSLS AMGでレースに参加するなど「AMGのスペシャリスト」。

よって彼らのエンジニアはAMGを知り尽くしていると言っても良さそうですが、そのため出力は745馬力と相当なパワーアップ。
もちろんタービンやエキゾーストシステムが変更されており、ECUも変更されています。
サスペンション、クーリングシステムのほかフロントスポイラー、リアウイング、ディフューザーなど考えうる限りのメカニズムや外装に手が入っているようですが、その甲斐あって0-100キロ加速は3秒ちょっと(正確なタイムは未公開。なおAMG GT Rは3.6秒)、最高時速は320キロ(AMG GT Rは319キロ。そこまで伸びないのはダウンフォースを強化したためと思われる)。

なおダイム・レーシングはAMGディーラーでもあり、自社のVINナンバーを持つ自動車メーカーとしても機能しているとのことで、年間100台程度のAMG GTをカスタムする予定だそうです(正規ディーラーなので保証付き)。

AMG GTのチューニングカーとしてはこれまでにピーチャ、Revozport、マンソリー、RENNTEC、チップチューン等が発表しており、チューナーにとってはかなり人気車種であることもわかります。

関連投稿:メルセデスAMG GTRチューン第一号にピーチャが名乗り。577馬力→612馬力にパワーアップ

ピーチャ(Piecha)がメルセデスAMG GT R向けのチューニングメニューを公開。
ノーマルの577馬力から一気に612馬力にまで向上させるもので、「GT-RSR」と命名されています。
なおチューニングの詳細は不明で、ECUのチューンのみなのかエアクリーナーやエキゾーストも交換しているのかは不明。

外観だとカーボン製のエアロキットを装着しテールパイプは90ミリ直径に変更されていますが、画像を見るとサイドステップにLEDスポットランプが内蔵されているようにも見えますね。

なおメルセデスAMG GTは結構多くのチューナーが手をつけており、チップチューンによる簡単なパフォーマンス向上から大規模なエアロパーツを装着するものまで多数がリリースされています。
なおピーチャ・デザインはジャガーFタイプのカスタムもいち早く発表していますね。

関連投稿:マンソリーがメルセデスAMG GTをカスタム。これは見るからに高そうだ

マンソリーがメルセデスAMG GTをカスタム。
ボディはそのパネルのほとんど(たぶんルーフとリアハッチ以外)が置き換えられるほどのハードカスタムでダクト付きボンネット、ワイドフェンダー、大型ウイング、リアディフューザーなどテンコ盛り。

さらにはエンジンルームにまで手が入り、レッドクリアを塗ったカーボンパーツが非常に美しいですね。
内装も全面張り替えに加えてタワーバー、シートバックほかスモールパーツにもレッドカーボンを多用しており、見るからに高そうな仕上がり。

出力は730馬力にまで向上し、0-100キロ加速は0.3秒速い3.4秒をマークするそうです。

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