ドイツのチューナー、FostlaがAMG S63クーペのカスタムを発表。
マットクロームオレンジの外観が鮮やかですが、Priorデザインのワイドボディキットを装着している、とのこと。
見る限りではフロントバンパー、フロントリップ、フロントフード、前後オーバーフェンダー、サイドステップ、リアバンパー、リアディフューザーなど外装の多くを交換しているようですね。
なお出力はノーマルの577馬力から730馬力まで向上している(マンソリーは830馬力までのチューニングプログラムを公開)、とのことですが加速や最高速についてはどの程度までアップしているのか不明。
ホイールは巨大で車高もベッタリ落ちており、特にフロントフェンダーとフロントタイヤとのクリアランスはまさに「ギリギリ」。
ドイツのチューナーは基本的に「フルエアロ+ローダウン」が多く、これが日本のチューニングシーンに大きな影響を与えているようですね。
ホイール始めルーフ、ドアミラーやモール、テールパイプはブラックに。
一般的にスポーツクーペに用いられる手法ではありますが、S63のように大きな車だとより一層効果的に見えます。
なお内装については特に言及はなく、おそらくノーマルのまま。
一方こちらはメルセデスAMG SC3クーペ。
最近のメルセデス・ベンツは各クラスでデザインを共通化しており、画像だけ見るとSクラスクーペもCクラスクーペもほぼ同じように見えます(ボディ全体と、ウインドウやホイールなどパーツとのサイズ対比を見ないと区別がつかない)。
上のS63クーペと同じくフロントバンパー、フロントリップ、フロントフード、前後オーバーフェンダー、サイドステップ、リアバンパー、リアディフューザー、ホイール、エキゾーストシステムなどが交換されていますが、S63と異なるのはリアウイングが装着されているところ。
パフォーマンスについてはアナウンスがありませんが、やはりS63クーペ同様のパワーアップが施されているものと思われます。
Priorデザインのリリースするワイドボディキット「PD75SC」を装着したメルセデス・ベンツCクラスクーペ。
一瞬(実車ではなく)レンダリングか?と疑うほどの完成度と格好良さを持っています。
なおワイドボディキットはフロントバンパー+スポイラー、サイドスカート、前後フェンダー、リアスポイラー、リアバンパー+ディフューザーで構成される、とのこと。
片側+10cm、つまり全幅は20cmワイド化されるとのことで、これにあわせてホイールもリアでは12Jという超ワイド(22インチ径)サイズを装着。
エキゾーストシステムも専用のものへ交換されているとのことですが、全体的なバランスが非常に良いと思います。
当然、車高も「ベタ落ち」ですが、この状態だと通常走行に支障を来すと思われ、調整式エアサスペンションを装備しているのでしょうね。