| ポルシェはそのエンジンレイアウトに起因してトラクション性能が高い |
ポルシェが例によって「ベスト5」動画最新版を矢継ぎ早に公開。
今回は「もっとも加速が優れる車TOP5」という内容で、さすがにこれまでの動画のようにヴィンテージカーは含まれず、現代の車が登場する動画となっています。
なお、ポルシェは馬力(数字)に比して実際のタイムが速い車(アストンマーティンはその逆)。
それだけトラクション性能が優れる、ということになりますね。
それでは動画を見てみよう
まず、ベスト5は「カレラGT」。
2003-2006年に販売された限定モデルで、もとはGTクラスのレーシングカーを市販モデルへと転用された車(ルマン参戦用に開発していたレーシングカーがその出場機会を失い、市販車に)。
そのため基本的にはレーシングカーと考えてよく、エンジンはV10(612馬力)、シャシーやボディはカーボンファイバー製という作りを持ちます。
6速マニュアル・トランスミッションを持ちますが、とんでもなく重いクラッチを持っており(壁を押しているような感じ)、かなり乗りにくい車としても知られますね。
そのためか予定生産台数の1500台に満たず、コストを回収できなかったため、「何とかしようと」企画されたのが918スパイダーであった、とも。
↓0-100キロ加速は3.9秒
4位はパナメーラ・ターボ S Eハイブリッド。
現行世代ではパナメーラ、カイエンともにトップレンジは「ハイブリッド」。
実際に出力はシステム合計で670馬力を発生し、0-100キロ加速は3.4秒を誇ります(ランボルギーニ・ウラカンRWDと同じ)。
3位は911ターボS。
4位のパナメーラ・ターボ S Eハイブリッドと競争していますが、スタートから一貫してその速さを見せ、0-100キロ加速は2.9秒。
市販モデルの911としては最初に「3秒の壁を破った」モデルでもありますね。
出力は580馬力、駆動方式は4WD、トランスミッションは7速PDK(7速MTも選べるが、MTだとこのタイムは出ない)。
そして2位は911GT2RS。
ドライブするのは前回の動画で「いかに911GT2RSが優れるか」を解説してくれたラーズ・ケーン氏。
件の動画の最後にて電話で呼び出され、「遅くなってスマン。すぐ行く」といって慌ててこの場に駆けつけた、という設定。
911ターボSのドライバーは待たされて怒り心頭、といった感じです。
0-100キロ加速は2.8秒。
トップはやはり「918スパイダー」。
V8エンジン+ハイブリッド+4WDという組み合わせにて0-100キロ加速は驚異の2.6秒。
もちろんポルシェの製造した車の中では「最速」です。
それでは動画を見てみよう
こちらが派手な演出の中を各モデルが加速バトルを行う動画、「Porsche Top 5 Series: Fastest accelerating Porsche models」。
https://www.youtube.com/watch?v=V61NJg9bCpI
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