| いまだかつて無いほど新型ポルシェ911に接近 |
ユーチューバー、Automotive Mike氏が新型ポルシェ911(992)の姿を仔細に捉えた動画を公開。
これまでにもニュルブルクリンクを走行する姿などは捉えられていたものの、ここまで接近して実車を撮影したものは「初」。
加えて走行中ではなく、「駐車場に停めてある」新型911を間近で見せてくれるものも初めてではないかと思われ、これまでには判明しなかった細部も確認可能。
新型ポルシェ911の細部はこうなっていた
まずはヘッドライト。
表面には「現行モデル風」のドットフィルムが貼られていますが、その奥には複雑な形状を持つユニットが見えます。
各ランプユニットのサイズは現行に比べて小さく、ハウジングには「PORSCHE」の文字も。
フロントフード、バンパーとフロントフェンダーとの境界線も新しく。
これまでと同じように見せるための「偽装ライン」が入っていることもわかりますね。
ヘッドランプウォッシャー(欧州では義務)が見えませんが、これは別途どこかに内蔵されているものと思われます。
フロントフード先端が直線的なデザインを持っており、このあたり現行とはかなり異なる印象を受けるところ。
なおフロントフード先端とフロントバンパーとの境界には意図的に設けられた「隙間」がある模様。
エンジンフードは991同様に「縦」基調。
ただし横方向のルーバーも設けられ、これはその方向を見るに997世代のように「熱を後ろに向けて排出」ではなく、「前からエアを取り入れる」構造のようで、ここから入ったエアをリアバンパー左右から熱とともに逃がすのかもしれませんね。
なお、ハイマウントストップランプはこれまでのプロトタイプ同様に「暫定」。
市販モデルではどうなるのか気になるところです。
リアバンパー下部はかなり偽装が厚く、まだまだ「わからない」ところ多数。
テールパイプのインナーが二重になったり、その周囲にも段差が二重に設けられるなど、各部の質感が大幅に向上していることが想像できますね。
テールランプはこんな感じ。
「左右」はまだ隠されていますが、ここは「おおよそ」想像がつく部分です。
新形状ドアミラー。
下半分がウイング形状を持っており、やはり細部に至るまで非常に高いデザイン性を持つことがわかります。
下面にはレンズのようなものが見えますが、これはプロジェクターにしては大きすぎ、おそらく360度アラウンドビュー用のカメラなのでしょうね。
こういった部分からも、次期ポルシェ911は相当に快適性や利便性が向上しているであろうことがわかります(新型カイエンにはホイールを縁石ヒットしないようにするデバイスがある)。
それでは動画を見てみよう
こちらがその動画、「2019 PORSCHE CARRERA 4S SPIED TESTING AT THE NÜRBURGRING」。
前半はニュルブルクリンクでの走行を収めており、後半はニュルを出てテストドライバーが休憩している好きに動画を撮影しています(室内も撮影してほしかった。もしかすると続編として公開されるかも)。