| 一味違うポルシェの女性コレクターが登場 |
これまで多くのポルシェコレクターを紹介してきましたが、今回は珍しい、女性のポルシェコレクター。
その名をリサ・テイラーさんといい、アメリカ西海岸に住んでいるようで、職業は「航空宇宙産業関連会社の副社長」だと紹介されています。
サラさんのコレクションで特徴的なのは、なんといってもすべてのポルシェが「カラフル」なこと。
本人も「シルバーやホワイトのポルシェには興味がないの」と語っています。
ガレージ内はまさに「ポルシェ御殿」
リサさんのガレージ外観はこんな感じ。
厩舎のように見えますが、実際に以前はここに競技用のサラブレッドを飼っていたそう。
「前は乗馬を嗜んでいたのだけれど、怪我しちゃってね。それでより安全な馬(ポルシェ)に乗り換えることにしたの」
ドアの取手はステアリングホイール!
ガレージ内には「リサの恋人たちの家」。イカス!
そしてガレージ内はこんな感じ。
手前にあるのはブルーのマクラーレン720Sで、その他はすべてポルシェ911。
ブルー系、しかも鮮やかなカラーが多いようですね。
競技専用の911も見え、ブルーの911カレラRSも(エアコンやオーディオなど、長距離ドライブに耐えられるような装備が与えられている)。
タイヤもちゃんと「クラシック」なものが装着済み。
コレクションの内容としては近代のポルシェに比重がかかっており、991世代が多いようですね。
そのほか997GT3RS、空冷911の姿も見えるものの、996や993、964の姿な無い模様。
かつ、911カレラRSや911GT3RSのようなハードコアモデルに保有車両が集中していることも一つの特徴。
リサさんいわく、「女性でポルシェコレクターというのは珍しく、”何台かポルシェを持っている”と言っても”どうせ彼氏や主人のクルマだろう”と言われる」とのこと。
そのため、今ではあまりポルシェのコレクションを口にすることはなくなった、とも。
ガレージの中には数々のポルシェグッズ。
自転車、レーシングスーツ、ヘルメットのほか・・・
ピンボールやモータースポーツ関連の看板、オブジェも多数。
これらを見ると、やはり「ポルシェフリーク(男)が夢想する、究極のガレージ」といった印象を受けるものの、これらはリサさんが自ら選び、集めたものだそう。
そしてポルシェのトラクターまで!
アメリカらしいというか「トラクターレース」なるものがあり、実際にリサさんはこのトラクターに乗ってレースに参加していると述べており(動画でも走行している様子を見ることが出来る)、「骨の髄まで」ポルシェオタクだと言って良さそうです。
これらは彼女の「最新」コレクション。
いずれもカスタムペイントによって仕上げられたもので、とにかくカラフル。
なお、彼女の「クルマ好き」は父親からの影響だそうで、父親はフェラーリ、マセラティ、ランボルギーニといった「イタリア車派」。
ちなみに父親はポルシェを一台も所有したことはなく、逆に彼女はイタリア車には興味が無いようですね。
リサさんのお気に入りはルビーストーン(ルビースター)にペイントされた911GT3RS。
なお、彼女が最初に運転したのは父親が作ったオリジナルカー「アズテック」。
ガルウイングドアを持ち、シートはランボルギーニのものが装着されていた、とのこと(手作りなので”イタルデザイン・アズテック”ではないと思う)。
そしてリサさんが運転免許を取得して最初に購入したのはマツダRX-7(世代は不明)。
「これぞ世界最高のクルマ」と思って気に入っていたものの、知人から「ポルシェを一度運転してみては」と勧められ、実際に運転した後すぐさまポルシェの虜に。
1981年に購入した最初の911は「ガーズレッド」で、このときからホワイトやシルバーには興味がなかったようですね。
いったいどれだけの台数を所有しているのか不明ですが、ここまでポルシェを愛するオーナーというのも(男性を含めたとしても)ほかにいるまい、と思わせる女性ですね。
リサさんはバーニーズ・マウンテンドッグも飼っていて、名前は「ターボ」と「タルガ」(もう一匹は不明)。
それでは動画を見てみよう
こちらがリサさんが自身と愛車を語る動画、「This Lady Built A Secret Porsche Collection」。