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【動画】走行わずか120km、しかし事故車の最新ポルシェ911を新車の半額で購入。分解・修理する一連の作業をユーチューバーが公開

2020/07/30

| 修理できる設備と腕前を持つショップには「いい買い物」 |

さて、けっこうアメリカでは盛んな「事故車を買い取って再生する」という動画。

今回はほぼ新車(走行130キロ以下)のポルシェ991カレラSカブリオレ(992)を再生する動画が公開されています。

この911カブリオレは右側のフロントバンパー、フロントホイール、サイドシル、リアフェンダー、リアホイール、リアバンパーという広い範囲の損傷が見られ、ポルシェディーラーが修理を断念した車両であるようですね。

そしてポルシェディーラーは保険金を受け取り、保険会社が中古市場へとこのクルマを放出したということになりますが、今回の動画主が購入してきたのは81,500ドル(約855万円)。

日本だとポルシェ911カレラSカブリオレの価格は1954万円なので、これと比較すると「半分以下」の価格で入手したということになります。

もちろんアメリカでは日本よりも車両価格が安く設定されていますが、それでも相当に安い買い物であるのは間違いなさそう。

ポルシェ911カレラSカブリオレはこうやって修理する

まず、こちらは修理前の状態。

たしかに損傷は大きく、「ほぼ新車」ということを考えると、(ポルシェディーラーが)修理を断念したくなる気持ちもわかります。

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反面、内装は全くの無傷です。

見たところ、ホイールやヘッドライト、内装にも相当数のオプションが装着されていて、「車両総額」だとけっこうな金額にのぼりそう。

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さっそく修理にかかりますが、凹んだフェンダーを板金にて戻せるところまで戻し・・・。

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パテを塗り・・・。

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削って均す、という作業をひたすら繰り返します。

ちなみにぼくはこの「サンディング」という作業が大好きで、なぜかはわからないものの、パテを削っていると非常に心がやすらぎます。

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とにかく根気と丁寧さが重要だということがわかる作業ですが、ようやく塗装可能な状態にまで。

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塗装に際し、外せるパーツはすべて分解。

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ドアハンドル、ドアミラー等も外しており、このあたり自分でカスタムする人にとっては参考になるかもしれません。

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テールランプも分解してゆき、ウインカー部は(一体化しているように見えて)別体構造となっているようですね。

ちなみにテールランプ(ストップランプ)本体は「1本物」で、ほかメーカーのクルマが採用するLEDライトバーのように、「トランクリッドで分断」されていないのが特徴。

その長さは1.4メートルにも達し、もしこれを破損してしまうと、相当な損失となりそうです(いったいいくらするのかわからない)。

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新型911の外装デザインに関わったポルシェ唯一の日本人デザイナー「テールランプの長さは1.4メートル。私はそれを日本刀と呼んでいる」

| 新型911のデザインは過去の解釈からはじまった | OPNERSにて、ポルシェ唯一の日本人デザイナー、山下周一氏へのインタビューが掲載に。同氏は以前にも「パナメーラ・スポーツツーリスモのデザイナー ...

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リア周りをひととおり分解した状態。

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フロントも外せるところはすべて分解。

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そして塗装。

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その後は外しておいたパーツ類を元通り組み付けてゆきます。

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最後に洗車して完成!

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それでは動画を見てみよう

こちらはまず破損したポルシェ911カレラSカブリオレを購入してきたところ。

次はパテ盛りとサンディング。

そして塗装。

完成し、実際に走行する動画。

参照:LNC COLLISION & CAR CUSTOMIZATION

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