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【動画】新型ポルシェ718ケイマンGT4 RSが轟音とともに疾走中!GT4からの変更幅が大きく、それだけ気合の入ったモデルとなりそうだ

2020/11/04

| もしかすると新型911GT3をも食いかねない |

さて、ポルシェは現在「911GT3」「911GT3 RS」を鋭意テスト中ではありますが、もういひとつの「新しいRS」がケイマンGT4 RS。

GT3系ほどではないもののチョコチョコとその姿が目撃され、かつその都度カモフラージュが薄くなっているようにも感じます。

そして今回は静止画ではなく動画にてニュルブルクリンクを走行する新型ケイマンGT4 RSのプロトタイプが捉えられており、そのサウンドがあまりに豪快だとして話題となっています。

ケイマンGT4 RSには相当なコストが投じられている

今回撮影された動画を見るに、ケイマンGT4 RSはより大きなフロントエアインテークを持ち、さらにバンパーサイドにはエアアウトレットも。

フロントフードには911GT2 RSにて(ポルシェの市販車に)初採用されたNACAダクト、フロントフェンダーには「RS」モデルの特徴とも言えるルーバーが装備されているようですね(シートで隠されている)。

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サイドではやはりリアクォーターウインドウが「ガラス」からエアインテークへと変更されていることが特徴で、つまりはそれだけの空気を要するパワーを発生するということに。

この構造はケイマンGT4では採用されておらず、GT4"RS"独自の意匠ということになりますが、販売台数が少ないであろうケイマンGT4RSにそこまでの手間とコストを掛けた、ということから「いかにこのニューモデルが特別であるか」ということもわかります。

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リアの特徴は「スワンネック式リアウイング」。

このスワンネックはエアロダイナミクス的に高い効果を発揮すると言われるものの、「コスト」がかかるのが問題だとされています。

通常のリアウイングだとステーの上にウイングが載っているので「ウイングがステーを押さえつける」ためにウイング脱落の心配はさほどなく、しかしスワンネックだとウイングがステーを下に引っ張るため、ステーに対しては高い強度が求められ、この確保にお金がかかるわけですね。

もうNA、そしてガソリンエンジンのみのケイマンGT4はこれが最後かも

ケイマンGT4 RSに積まれるエンジンについては明らかではなく、しかし4リッター・フラットシックス(自然吸気)説が有力。

おそらくは500馬力を発生すると言われ、もしかすると新型911GT3をも食いかねないパフォーマンスを発揮しそう。

なお、時代は「エレクトリック」へと向かっており、2035年にはガソリンエンジンのみで走るクルマの販売が禁じられる国や地域がいくつか出てくるものと思われます。

さらに次期718シリーズ(ケイマン/ボクスター)はピュアエレクトリックモデルになるというウワサもあり、もしかすると現行世代のケイマンGT4/GT4 RSは「ガソリンエンジンのみで走る、最後の718GT4系」となるのかもしれません。

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参照: Automotive Mike

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