| ポルシェはカイエンを待つまでにフェイスリフト(マイナーチェンジ)させると予想 |
さて、ロシアのカーメディア、Kolesaが「新型カイエン」の予想レンダリングを作成して公開(Kolesaの作成する予想レンダリングはかなり精度が高い)。
現行(3世代目)ポルシェ・カイエンは2019年に登場していますが、つい先日、ほぼ偽装のない姿でのフェイスリフト版カイエンが目撃されており、おそらくは夏までに発表され、8月以降から「2022年モデル」として生産されることになるものと思われます。
新型カイエンの変更範囲は大きくない?
目撃された新型カイエンのプロトタイプを見るに、変更範囲はヘッドライト、そしてフロントバンパーにテールランプ、リアバンパー程度だと思われ、かつその範囲もさほど大きくはなと考えて良さそう(むしろ、現行カイエンに古臭さは感じられず、フェイスリフトの必要性も感じられないほど)。
参考までに、テールランプについて、現行ポルシェラインアップ中、タイカンを除くと唯一「PORSCHE」文字がレンズ内に格納されているのが現行カイエン。
左右テールランプをつなぐ真ん中の部分に、透明のパーツにて覆われたPORSCHE文字が見えますね。
ただ、タイカンを除けば、911、718ボクスター/ケイマン、パナメーラといった他ラインアップの「PORSCHE」文字はすべて外側に露出しているので、新型カイエンのPORSCHE文字もまた、フェイスリフトにて外に出されることになるのかも(そして、レンズ内に文字が格納されるのはピュアエレクトリックモデルの特徴となるのかもしれない)。
カイエンはフェイスリフトによってさらに販売を伸長?
なお、カイエンはポルシェにとって「もっとも売れるモデル」のひとつ。
新バリエーション「クーペ」の販売も好調だといい、フェイスリフトによってさらに販売を伸ばすことになりそうですね。
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ちなみにもうひとつの「最もよく売れているポルシェ」、マカンは2度めのフェイスリフトを迎えるべくプロトタイプがテストされており、こちらはフェイスリフトによってカイエンとの共通性が高くなるのか、それとも逆に高いの個性を主張するようになるのかは測りかねるところ。
ただし、少なくともインテリアについては、カイエンに採用される現行(最新)世代のインフォテイメントシステム、そしてセンターコンソール等が与えられ、カイエンとの共通性が増すことになりそうです。
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参照: Kolesa.ru