| 台湾では昔からポルシェ911が支持されてきたようだ |
さて、精力的に活動を続けている空冷ポルシェ911のレストア会社、ジンガー(シンガー)・ビークル・デザイン。
現在は世界30各国への販売を行うまでに成長しており、つい最近は業容拡大のために職人を大募集したばかりです。
そんなジンガー・ビークル・デザインですが、今回は台湾へとその最新作をデリバリー。
その名もズバリ「台湾コミッション」というポルシェ911を見てみましょう。
ジンガー・ポルシェ「台湾コミッション」はこんなクルマ
こちらがそのジンガー・ポルシェ911「台湾コミッション」ですが、非常にシンプルなクルマです。
サイドには「PORSCHE」文字(珍しくゴースト仕様ではない)とストライプ(こちらはゴースト仕様)、リアフードにもPOESCHE文字。
なお、ダックテール状のエンジンフードには930ターボのような「トリム」が装着されています。
ボディカラーはシックなシルバー、ホイールは伝統のフックス風。
どこをとっても「典型的なポルシェ911」といった印象で、そのためレストモッド車両だと気づかない人も多そうです。※ホイールのディスク、PORSCHE文字は「マットブラック」に見えるものの、実際はオリーブグリーンのようだ
ただしそのエンジンは3.8リッターへと換装され、パワーアップにあわせてリアフェンダーも拡大されています。
台湾におけるジンガー・ビークル・デザインのディストリビューターは「YUN SAN MOTERS」だと紹介されており、ジンガーが創業して間もない頃、別の911のレストアを依頼したことがあるそうで、ジンガーとはけっこう長い付き合いということに。
なお、台湾は以前よりポルシェの人気が高く、地元ポルシェクラブの人の話によれば、「ポルシェクラブの会員には実力者が多く、よってポルシェクラブのツーリングの際には、進行方向の信号を全部青にできる」。
本当かどうかはわからないものの、それくらい台湾のお金持ちからポルシェが支持されているということなのでしょうね。
ジンガー・ポルシェ911「台湾コミッション」のインテリアはこうなっている
そしてこちらがジンガー・ポルシェ911台湾コミッションのインテリア。
エクステリア同様に非常にシンプルな仕様を持っており、ほかのジンガー製911で見られるような「編み込みレザー」ではなく、通常のレザーそしてアルカンターラが用いられています。
ダッシュボードも編み込みレザーではなく、型押しのようなちょっと特殊なテクスチャを持っています(カラーはオリーブグリーンとのこと)」。
メーター(レブカウンター)はオレンジ。
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