| 言葉はなくとも、体が少年の感情を物語る |
さて、ポルシェ911に恋する男の子の動画があまりにカワイイと話題に。
わずか19秒ばかりの短い動画ですが、見ているだけで伝わってくる、「言葉はいらない」内容となっています。
まず、この少年はポルシェ911(964)の室内を覗き込むようにして見ており、おそらくは家族など身内もしくは知り合いが乗っているのでしょうね。
その後、ポルシェ911はさっそうとスタート
その後、このポルシェ911はアクセルを何度かあおり、さっそうと走り去ることに。
そしてポルシェ911の空冷サウンドに酔いしれたのか、少年は後ろ向きに卒倒するかのように倒れてゆきます。
一瞬、このまま倒れて後頭部を打たないかと心配したものの、途中でなんとかもちなおし・・・。
しかし地面にコロリ。
その後もポルシェ911が走り去った方向を見つめ続けます。
だれもが「クルマに興味を持つ瞬間があった」のかもしれない
おそらくこの少年はこれを機にポルシェ911に興味を持ち、生粋のポルシェラバーへと成長することになるのだと思いますが、この動画のように、誰もが「クルマに興味を持つ」きっかけというか瞬間があるのだと思います(中には、この少年のと同じく”恋に落ちる”人だっていたかもしれない)。
ぼくの場合は具体的なきっかけというものを見いだせず、「クルマに興味を持ったきっかけ」として思い出せるのは、小学校の頃、友人の宮脇君のお父さんが乗っていたオレンジ色のフォルクスワーゲン・ビートルに乗せてもらったことくらい。
とくにサウンドについては記憶になく、当時の日本車にはなかった丸いフォルム、そして鮮やかなデザインに驚いたことを思い出します。
そのビートルにはなんどか乗せてもらったことがあるのですが、それによって「ビートルが好きになった」というよりは、「独特な形を持つ、オレンジ色のクルマが好きになった」と考えています(ビートルは好きだが、ビートルを買おうと考えたことはほとんどない)。
もしあのとき目にしたのがオレンジ色のビートルではなく、グリーンのミニだったら、いまのぼくは自動車に対し、また異なる嗜好を持っていたのかもしれません。