| シンガー・ヴィークル・デザインの可能性は無限であるようにも思える |
この「オリーブ」のボディカラーは新しい
さて、現在30カ国以上もの国にその車両を提供するシンガー・ヴィークル・デザインですが、オーストラリアとニュージーランドにて、あらたに販売網を構築し、ザガメ・オートモーティブと代理店契約を締結したと発表。
それにあわせ、今回「ノースアイランド・コミッション」と命名された911を公開していますが、ボディカラーはオリーブ、内装色はチョコレートブラウンというなんとも魅力的なカラーコンビネーションを持っています。
ボディサイドのストライプはブラック、そして前後バンパーに入るストライプもブラック、そしてホイールもブラックに統一され、なかなかに渋いという印象ですね。
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その内外装はいつもどおりこだわりが満載
そしてこのシンガー911ノースアイランド・コミッションについて、細部に至るまでこだわりが発揮されており、ウインドウモールやヘッドライトベゼル、テールランプベゼルなどの金属パーツはマットチタン調へ。
加えてホイールの外周やエキゾーストシステムもマットチタン。
ブレーキシステムはいつもどおり最新のポルシェ911からの移植だと思われ、そのカラーはレッド。
前後フェンダーはワイド化されており、ボディパネルはカーボンファイバーにて構成されています。
インテリアは「レトロ」なイメージ
そしてこのシンガー911ノースアイランド・コミッションについて、インテリアカラーはチョコレートブラウン。
シートは4WAYアジャスト機能の付いたコンフォートタイプ(ツーリングシート)。
リアシートもやはりコンフォート仕様となっており、カーペットカラーは「オートミール」。
ややザラっとした素材感を持っており、チョコレートブラウンのトリムが使用されていますが、これがなんともレトロで、しかしリゾートっぽいリッチなイメージも演出しているかのよう。
シンガー・ヴィークル・デザインのカスタムするポルシェ911にしては珍しく、シートには編み込みレザーが使用されておらず、それはダッシュボードも同じ。
ダッシュボードには編み込みレザーのかわりに、ボディカラー同色塗装が施されているようですね。
メーターも完全に再デザインされており、フォントは「ポルシェ純正」とは異なるデザインです(初期の911をイメージしているらしい)。
搭載されるエンジンは3.8リッター・フラットシックス、そしてエアクリーナーボックスを使用せずにキャブレター経由での吸気を行ないます。
エンジンルーム内側は例によってキルティング仕上げのレザーが貼られ、一層クラシカルなイメージを演出することに。
なお、トランスミッションは6速マニュアルが組み合わせられており、痛快な走りができそうですね。
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参照:Singer Vehicle Design