| 初代986ボクスターは価格もこなれ、カスタムベースとしては「うってつけ」 |
今後、意外と初代ボクスター向けのカスタムが盛り上がるかもしれない
さて、ポルシェ・ボクスターは初代から現在の4代目に至るまで非常に高い人気を誇っており、そのためこれまでには相当数がデリバリーされています。
とくに初代(986)ボクスターの販売台数はかなり多いと見え、中古市場でも相当に安く購入することができ、よって様々なカスタムを行う個人やショップが存在するもよう。
そこで今回、マイルズ・ワークス・オートモーティブなるショップがマグ・ワークスへとデザインを依頼して「スピードスター風のテールを持つボクスターのワイドボディキット」を製作することになり、自身のインスタグラムへと、そのスケッチそして制作過程の画像を公開しています。
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その変更範囲はけっこう大きい
そして今回公開された動画を見るに、その変更内容は比較的広範囲に渡っており、まずフロントだと911GT1っぽいデザインを持つバンパーが装着されています。
さらにフロントフェンダーにはワイドなオーバーフェンダーが取り付けられており、そこから(横方向へと張り出した)サイドステップへと連続することに。
リアセクションの造形はなかなかおもしろく、シート後方にはスピードスターカバーを持つカウルが装着され、これはサイドステップやリアフェンダーと一体化しているようですね。
ただ、ボクスターは車体ミッドにエンジンがあるという性質上、上からエンジンへとアクセスする必要があり、実際の製品化の際にはどこかに「継ぎ目」が設けられ、カウルの開閉が可能となるのかもしれません。
そしてリアエンドも911GT1っぽい印象を受け、全体的にはボクスター・スパイダーの他、911GT1からの影響が色濃く感じられる仕様です。
この画像を見るに、もともとの外装パーツとして残されているのはドア、そしてドアミラー、Aピラーあたり。
インテリアについてはどの程度カスタムされているのかはわからないものの、レッドのフルバケットシートが目に入ります。
現時点でサイズ等のスペックについては明かされておらず、しかしホイールのリムの深さを見る限り、かなりワイド化されているのは間違いなさそう、
マイルズ・ワークス・オートモーティブによると4万ユーロほどのコンバージョン価格を目指しているといい、ベース車両の価格を考慮すると981ボクスターの中古も購入できてしまうほどですが、「外観だけ」であれば現行718ボクスター・スパイダーにも劣らぬ過激さを持っており、意外や人気化するのかもしれません。
マイルズ・ワークス・オートモーティブによる986ボクスターのワイドボディコンバージョン情報はこちら
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参照:milesworksautomotive