| マカンEVが発売されれば、「マカンはもっとも売れているポルシェ」だけに一気に普及しポルシェのEV比率が高まりそう |
ヘッドライトはフロントバンパー内に移動させられているのかも
さて、ポルシェは初のEV「タイカン」を無事軌道に載せたと考えてよく、現在は「911シリーズと同じくらい」の販売台数にまで成長している、と言われます(特定地域ではタイカンは911よりも売れている)。
そして次なるEVとして控えているのが「マカン」であり、この試作車が今回北極圏にて捉えられることに。
なお、マカンEVのプロトタイプは度々目撃されているものの、今回の車両はフロント周りの偽装がやや薄くなっており、おぼろげながらもその姿がわかるようになっています。
現在、マカンEVについてわかっていることは多くない
ポルシェは「タイカンの次に発売するEVはマカン」だと明言しており、よってマカンEVが発売されるのは間違いなく、しかし現在ではそのデザインや価格、スペックなど一切不明。
もともと発表の予定は2021年だったと言われているものの、現時点ではまだ発表がなく、しかし今年中にはなんらかのアナウンスがなされるという話もあるようですね。
ちなみに今回の動画を見ると、おおよそのボディ形状を把握できるものの、その姿は「クーペSUV風」。
ルーフが後方にかけてスロープしており、リアウインドウの角度もかなり緩やかに見えます。
カイエンに対する「カイエンクーペ」といったイメージですね。
リアエンドは段差がなく(バンパーが出っ張っておらず)張りのある丸い面で構成されています。
リアサイドウインドウのグラフィックはおそらく現行モデルとは異なるものとなりそうで、しかしまだ偽装で覆われているために真の姿は見えない状態です。
なお、ドアハンドルはタイカンのように「フラッシュマウント」ではなく通常の出っ張ったアイロン型ハンドルを採用しており、ここは空気抵抗を重要視するEVということを考慮すると「ちょっと意外」なところ(ただし、市販時にはフラッシュマウントとなるのかもしれない)。
テールランプも現行マカンとはやや異なるように見え、ウインカーの発光方法も少し変化があるもよう。
なお、ストップランプは「クワッド」のようですね。
そしてクワッドというとデイタイムランニングランプもやはりクワッド。
それぞれの発光ユニットは細長く、ウインカーは4つのエレメントがまとめて点灯するようですね。
現在のところ最終デザインがどうなるのかはわかりませんが、フロントバンパー上部にグリルはなく、アンダー部分にのみグリルが設けられることになりそう。
ヘッドライトに見える部分はもしかすると「デイタイムランニングランプとウインカーのみ」の機能で、ヘッドライト自体はフロントバンパー左右ダクト内にある発光ユニットなのかもしれませんね。
ポルシェ・マカンEVの試作車が北極圏を走行する動画はこちら
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参照:CarSpyMedia