テックアートがポルシェ911ターボ「50周年を祝う」GTストリート Rを発表。出力810馬力、「究極のエンジニアリングとデザインを体現した」

｜　現時点ではテックアート GTストリートR モノクロームのパフォーマンス、価格、入手方法については公開されていない　｜

ただし「恐ろしく高価」「新車の911ターボと同等のコンバージョン費用が必要」となるだろう

さて、ポルシェ911（930）ターボは今年で「50周年」を迎えますが、本家ポルシェはもちろん、911のレストモッドで知られるシンガー・ヴィークル・デザインもそれを記念した限定バージョンを発売するなど、大いに盛り上がっている状態です。

そして今回、ポルシェのチューンやカスタムで名を馳せるテックアートも「911ターボの50周年」を記念した「テックアート GTストリートR モノクローム」を発表し、ポルシェ911ターボへの賛辞を捧げることに。

テックアート ポルシェ911 GTストリートR モノクロームはこんな仕様を持っている

そこでこのテックアート GTストリートR モノクロームを見てみると、ベースとなるのはポルシェ911ターボS、そして出力は810馬力へと大きくジャンプ。

外装だとうまく純正パーツを活用しつつもエアロダイナミクスを向上させており、フロントだと揚力を最大で45％低減させることに成功しているのだそう。

前から見てゆくと、フロントバンパー内のインサートにスプリッター、サイドの整流板、そしてフロントフードにルーバー（とダクト）つきのフロントフェンダー。

サイドにはウイングレット付きのアンダーエアロ、リアフェンダー上のインテークにもガイドが付与され、リアだとルーフエンドスポイラーにワイドフェンダー、大きなリアウイングにリアディフューザー。

パワートレーンだとターボチャージャーの交換、そしてECUの交換がなされていますが、最高速や0-100km/h加速タイムについては非公開（通常版のGTストリートRの最高速は時速350キロ）。

ホイールは最新のテックアート フォーミュラ8（鍛造）が装着されています。

この「GTストリートR」はテックアートによるポルシェ911の「最高峰」チューニングプログラムですが、より軽量な「フライウエイト」、より控えめな外観を持つ「ツーリング」などいくつかのバージョンが展開されていますね。

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参照：TechART