新型ポルシェ911GT2 RSの受注が開始されたようだ・・・。価格7000万円、2026年6月から納車開始、出力は850馬力とのウワサ

｜　ニュルブルクリンク最速の座を奪還することは難しいであろうが、ポルシェとしての記録をどこまで更新できるかには要注目　｜

もちろんポルシェの目標は「ニュル最速」であるとは思われるが

さて、ポルシェが各世代911の「最終」そして「最強」ラインアップとして追加することが多いのが「911GT2 RS」。

992世代ではいまだ911GT2 RSの投入がなされておらず、しかし現在992世代も徐々に「992.2」へと切り替わっており、992.2世代の911ターボ / ターボS、そして911GT3 RSが発表された後の「2026年はじめ」に新型911GT2 RSが投入されると言われています。

新型ポルシェ911GT2 RSは450,000ユーロ、納車は2026年6月から

そして今回伝えられているのが「ポルシェが新型911GT2 RSの受注を開始した」「価格は450,000ユーロ（現在の為替レートだと約7,000万円）」「納車は2026年6月から」というリーク情報で、一部では受注画面のキャプチャも公開されているため、かなり確度の高い情報なのかもしれません。

この「7,000万円」というのはとんでもない額ではありますが、新型911GT2 RSには「911GT3 RS」「911ターボS」というポルシェのフラッグシップ双頭の特性を高度に磨き上げ搭載することになると思われるため、その価格にふさわしい、あるいはそれ以上の性能を持つことになるものと思われます。

現時点ではその販売方法については公開されておらず、地域やポルシェセンターによっては（よく報じられるように）タイカンやマカンEVとの”抱き合せ”になるのかもしれませんし、コンフィギュレーターにて仕様を決め、「最も高額なオプションを装着した顧客から順番に」購入権が与えられるのかもしれません（そしてもちろん、重要顧客が最優先されるであろうことは間違いない）。

なお、新型911GT2 RSの生産台数についても判明していない状況で、おそらくは限定生産になるものと思われ（2017年に発売された991世代では1,000台のみが生産。ただしポルシェは明確に限定生産であること、限定台数を主張していない）、非常に狭き門ということは間違いなさそうですね。

そしてこの新型911GT2 RSに期待されるのは「ニュルブルクリンク最速の座を奪還できるのか」。

現在の王者はメルセデスAMG Oneですが、このタイムを更新することは容易ではないと思われ、しかし850馬力にも達するという出力をもってニュルブルクリンクにおける「ポルシェの持つ記録」を大きく短縮することになるものと考えられます。

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参照：TheSupercarBlog