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ポルシェが「EVとガソリン車のパワーユニットを載せ替えできる」特許を出願、購入時はもちろん購入後でもPUを選べるように?

ポルシェ

| ポルシェは様々な方法で「内燃機関」の生き残りを模索 |

この記事のポイント(3行まとめ)

  • 究極の二刀流: 同一の車体で、モーターとバッテリーの「EVユニット」と、エンジンと燃料タンクの「ICEユニット」を自在に交換可能に
  • 3分割モジュール: 車体をフロント・センター・リアの3セクションに分離。特殊な「クランプ」と「アンビリカルケーブル」で結合する画期的構造
  • 航続距離への終止符: 平日は街乗りEVとして、週末は長距離ドライブやサーキットのためにガソリン車へ。一晩で性格を変えるポルシェが誕生か
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ポルシェが生き残るには「ポルシェらしさ」を押し出すより他はない

「今日はEVで静かに通勤し、明日はガソリンエンジンを鳴らして遠出したい」。

そんな、これまで「2台持ち」でしか解決できなかった悩みをポルシェが特許技術で解決しようとしています。

米国カーメディア、CarBuzzが公開したポルシェの最新特許は、クルマの「パワートレインを数分で丸ごと交換する」という、まるでレゴブロックのようなモジュール式アーキテクチャ。

充電待ちや航続距離の不安を、物理的な「ユニット交換」で一気に解消する……そんな未来のポルシェの姿が見えています。

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なお、ポルシェは「主力市場」であった中国にて大きな落ち込みを喫してしまい、全世界合わせても「利益の99%を失ってしまう」という状況に陥っていますが、もちろんこの状況を乗り越えるためのいくつかの戦略を発表しており、そしてそのひとつが「ポルシェらしい内燃機関の維持と提案」。

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そしてこれは「スポーツカー」のみにとどまらず、今回出願された特許を見る限りでは「すべてのポルシェ」に適用される戦略であるとも考えられますが(もちろん、特許が出願されたからといってそれが実際に採用されるとは限らない)、つまるところポルシェは「シェアを奪っている」中国製EVに「EVをもって」対抗するのではなく、ポルシェにしかできない方法でこれらに改めて挑むということになりそうですね。

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ポルシェが描く「超・モジュール構造」

既存の「モジュールプラットフォーム」は、製造段階での効率化が目的であり、一度組み立てたら変更は不可能です。

しかし、ポルシェの新しい考え方は「製造後、あるいは納車後」でも大幅な組み換えを可能にするものであり・・・。

鍵を握る「3つのセクション」

特許によると、車両は以下の3つのパーツに分かれます。

  1. フロントセクション: フロントサスペンションや冷却系など
  2. センターセクション: キャビン(乗員スペース)
  3. リアセクション: エンジン、またはモーターとバッテリー

これらを「特殊クランプ」で固定し、重要な配線はすべて1本の「アンビリカルケーブル(へその緒のような集中配線)」で接続。

制御モジュールが、接続されたのが「ガソリンエンジン」か「電気モーター」かを自動で検知し、瞬時にシステムを最適化するという構造とロジックを持っています。

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スペックと予想される活用シーン

この技術が実現すれば、ポルシェのラインナップは劇的に柔軟になり・・・。

モジュールによる組み合わせ例

セクション街乗りモード (EV)長距離・スポーツモード (ICE)
フロントフロントモーター(4WD化)空力重視軽量モジュール
センター快適性重視キャビンロールケージ付スポーツキャビン
リア高密度バッテリー & モーター水平対向6気筒エンジン & 燃料タンク
メリット排ガスゼロ、静粛性、経済的航続距離の不安解消、エンジン音の快感
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ポルシェの「真の狙い」とは?

この特許は、ユーザーが「1台で複数のキャラクターを楽しむ」ためだけのものではなく、ポルシェにとっての最大のメリットは、「生産ラインの圧倒的な柔軟性」にあるのだと考えられます。

世界中の市場でEV需要が変動する中、同じボディを使い回しながら、市場のニーズに合わせて「今日はEV、明日はガソリン車」と、工場で瞬時に作り分けができるようになり、さらには移ろいやすい世の中の要望、市場環境にも柔軟に対応できる。

これは開発コストの大幅な削減、そして市場の変化に対する最強のリスクヘッジになるというわけですね。

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結論

「EVか、ガソリン車か」という究極の二択を迫られる時代に、ポルシェは「両方」という斜め上の答えを用意したというのが今回の特許です。

もちろん、ボディカラーの整合性(前後で色が違う「ハーレクイン・ポルシェ」にならないか?)や、衝突安全性の確保など、市販化へのハードルは低くはなく、しかしエンジニアリングの限界に挑み続けるポルシェなら、数年後には「パワートレインのサブスクリプション」や「ディーラーでの15分クイック交換サービス」を本当に実現してしまうかもしれませんね。

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参照:CARBUZZ, DPMA

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