トップカーが新たにカスタムされた911ターボ/ターボS向けのチューニングキット「スティンガー」によってカスタムされた個体を公開。
今回のカラーはパールホワイトですが、前回は911ターボ・カブリオレベースとなるイエローの個体も公開していますね。
トップカーはロシアのチューナーで、そしてロシアだけにいかついルックスや爆音マフラー、そして750馬力という途方も無い出力が自慢。
かのテックアートですら911ターボSのチューニングにおいて「720馬力」までとなっているところを見ると、トップカーは安全マージンをほぼ無視した内容なのかもしれません。
↓この統一性のないキックプレートもロシア流
なお同じロシアには「ダーツ・プロモーション」がありますが、こちらも同様に「やりたい放題(けっこう好き)」。
ダーツ・プロモーションがまたやった。防弾仕様金メッキのベビーシート
とにかく他とはちょっと異なる趣向で、かつ半端を嫌うのがロシア流のようですが、今回公開されているホワイトの「スティンガーGTR」について、その価格はなんと2800万円、とされています。
アメリカだと911ターボの価格は1800万円ほど(日本だと2267万円)なので、およそ1000万円がチューニング費用、ということになりますね。
なおトップカーによるポルシェ911ターボのチューニングプログラム「スティンガー」にはいくつかバリエーションがあり、中にはゴールドのアクセントを持つ限定版も。
ゴールドというのがいかにもロシアらしいと思いますが、そんな時、ぼくはいつもこの動画(アメリカ人から見たロシア人のイメージを強調して表現)を思い出します。
VIA:CARSCOOPS
トップカーがポルシェ911ターボSカブリオレ(991.2)をベースとしたチューニングプログラム「スティンガー」を反映させた個体を公開。
鮮やかなイエローとブラックとのコンビネーションとなっていますが、そのボディパーツの多くを入れ替えたハードな内容に。
フロントバンパー、フロントフェンダー、フロントフードに始まりドアパネル、リアフェンダー、リアバンパー、リアウイング、リアディフューザーも入れ替えているので、ノーマルのまま残るのは「Aピラー」とドアミラー、リアフードくらい。
なおフロントフードなど一部パーツはカーボン製(限定にて外装フルカーボンのキットもある)。
ワイドボディ化によって当然ホイールのサイズやオフセットも変わっているはずで、そしてそのホイールもボディカラーに合わせたイエローとブラックに。
ブレーキ、サスペンション、エキゾーストシステムも変更され、エンジン出力に至っては750馬力にまで向上しています。
ボディキットの価格は標準セットで140万円、フルカーボンになると450万円、そしてエンジンチューンやエキゾーストシステム、サスペンション、ホイールなどを含むフルセットは600万円程度、とのこと。
その他にインストール費用がかかることになりますが、チューニング費用としては意外に安価な部類かもしれません。