| これはたぶん次期ゴルフ(ゴルフ8)と考えて良さそうだ |
フォルクスワーゲンが「インタラクティブLEDライト」の概要を公開し、その中に「次期ゴルフ(ゴルフ8)」らしき車両がある、と話題に。
上の画像がそれですが、現行モデルとはコトラルテールランプ形状を持ち、かつリアウインドウからテールランプ、その下に向けて走るラインはゴルフ伝統の構造でもありますね。
かつ、このテールランプ(構造ではなく)形状は現在のどのフォルクスワーゲンのクルマも持っておらず、デザイン等鑑みて「ゴルフ8の可能性が高い」と言えそう。
なお、次期ゴルフ(ゴルフ8)は2019年6月から製造されることが公開されており、となると今の時点では当然プリプロダクションモデルが製造され、かつパーツの手配もサプライヤーから行っている、と考えるのが自然です。
フォルクスワーゲンはライティングには「こだわる」ブランド
それはさておき、フォルクスワーゲンは「ライティング」には非常にこだわるメーカー。
これは「フォルクスワーゲン単体」というよりは「フォルクスワーゲングループ全体」としての傾向で、たとえばアウディは「レーザーヘッドライト」「シーケンシャルウインカー(ダイナミックターンインジケーター)」、そもそもは通称「デビルアイ」として知られるデイタイムランニングランプなど、「光り方」によってアピールするということをこれまでも貫いています。
そして一番上の画像ですが、これはテールランプに「スマートフォンでカスタマイズした表示をテールランプに反映させることが出来る」機能。
予めいくつかプリセットされたものがあると思われますが、そのほかにもエレクトリック化された車両であれば、充電状態(100%など)を表すことができるようですね。
そのほか公開されたのが新しいLEDライティングを安全性向上に用いるという一連の画像で、これらには現行モデルや、これから発売されるであろう車種が使用されていますが、たとえばこちらは「駐車枠を表示し、安全に駐車する」という機能。
そしてこれはおそらくドアの開閉範囲や、開閉する可能性がある、ということを周囲に知らせるもの。
もちろん他車、歩行者に対して進行方向を示す機能。
このドアハンドルについては、「NFC」「スマートフォン」と記載があるので、カーシェアリング等で使用する機能と思われ、支払いやアクセス状態を表しているのだと思われます。
こちらはパサートに組み込まれたインタラクティブLEDライト。
四角い枠で区切られた素子がたくさんあることがわかります。
その素子の発光する場所を変えて周囲へ意思表示をする、ということですね。
こちらは自分の車幅を示すもの。
自分にとって「通れるかどうか」が把握しやすくなるのはもちろん、歩行者や自転車、対向車にとっても接触の危険性を減らしてくれる機能だと思います。
こちらはハザードランプを路上に投影したもの。
クルマよりも「さらに横方向に」映し出すことが出来るので、こういった車がトラックの陰に隠れて停まっていても、後続車や自転車からは「なにかがある」という注意喚起にはなりそう。
メルセデス・ベンツは最近、Sクラスに対して「路上に情報を投影できるヘッドライト」を装備すると公開していますが、各社とも今後こういった「光による周囲への注意喚起」、そしてもちろん「オーナーに対する情報の視覚化」といったところに注力するのかもしれません。