ポテンシャルが高いのは知っていたが、ここまでのチューンにエンジンと車体が耐えうるとは
とにかくゴルフ乗りという人種は過激なチューンを好むようですが、ここにまた新たなゴルフRのチューンドカーが誕生。
プエルトリコで開催されたドラッグレース会場に登場したこのゴルフRは、出力なんと641馬力を発生するとされ、そして「641馬力」というとマクラーレン600LTを超え、ランボルギーニ・ウラカンEVOの640馬力をも凌駕する数字です。
ゴルフR最強伝説は健在ナリ
さらに驚かされるのは、エンジンスワップによってこの大出力を手にい入れたわけではなく、もともとの2リッター4気筒ターボをチューンして「641馬力」を発生している、ということ。
ノーマルのゴルフRは310馬力を発生するので、このゴルフRは実にノーマルの倍以上の数字を発生することになりますが、これだけの高出力化にエンジンや車体が耐えうるというのも驚きですね。
なお、ゴルフRを600馬力にチューンし、日常的に乗っている人もいることを考えるに、とにかくそのタフさは折り紙付きだと言えそう。
動画を見ると、ダッジ・チャレンジャーSRTヘルキャット、シボレー・カマロといったアメリカンマッスルを大きく引き離す活躍を見せており、とくに中盤からの加速の伸びは特筆モノ。
フォルクスワーゲン・ゴルフRはもともと非常に高いパフォーマンスを誇っている
なおVWゴルフRは、ぼくの考える「コスパ最強」のクルマ。
コンパクトで人もモノも乗り、4WDで安全性とトラクションに優れ、車体剛性が高くエンジンのポテンシャルも無限大。
さらに0-100キロ加速は「4.5秒」を誇り、これはレクサスRC FやBMW M2と同じタイム。
ゴルフRのニュルブルクリンクのラップタイムは8:14ですが、これはリミッター作動という状況下のもので、参考までにフォルクスワーゲンが公式に(ゴルフRではなく)ゴルフGTI クラブスポーツをニュルに持ち込んで出したタイムは7:47.19。
この数字はアウディTTRSの7:48より速く、ポルシェ718ケイマンSの7:46.7にも迫るもの。
この価格でこういった性能を持ちうるのはゴルフR以外にはなく、とにかく「最強」なのがゴルフRだと考えています。
それでは動画を見てみよう
こちらがドラッグレースにて次々とアメリカンマッスルを屠り去るゴルフRを記録した動画、「Hellcat DESTROYER - VW Golf SMASHES Big V8's」。
VIA:1320video