| 見るからに高いパフォーマンスを感じさせるグリル、エアロパーツが特徴 |
新型フォルクスワーゲン・ゴルフ(ゴルフ8)GTIのプロトタイプが先日に続いて目撃に。
今回は動画にて記録され、そのアグレッシブな走りも確認可能となっています。
なお、ゴルフ8のベースグレードは10月初旬に公開されることが決定していますが、そのホットモデル「GTI」についてはおそらく2020年に発表される、と見られているようですね。
新型ゴルフGTIは「300馬力超え」も?
今回目撃された新型ゴルフGTIはニュルブルクリンク近郊、そしてニュルブルクリンクを走行しているもので、スパイフォトグラファーによれは「過去のゴルフGTIの中では、もっともすばしっこい」。
現時点で新型ゴルフGTIのスペックについては不明ではあるものの、過去何度もホンダ・シビック・タイプR、ルノー・メガーヌRSと「ニュルブルクリンクFF最速」を競ってきただけに、今回も最速争いに絡んでくるのは間違いなさそう。
今回目撃されたゴルフGTIプロトタイプは、おおよそ完成の域に近づいていると思われ、各パーツはプロダクションモデルと同等の品質を持っているようにも見えます。
画像で判断する限りだと、フロントバンパーのロワーグリルが拡大されて目の荒いハニカムメッシュを持ち、カモフラージュ用シートの境界を見るに、バンパーサイドまで延長されたグリルを持つ可能性も。
さらにフロントバンパーは全体的にフラッシュサーフェス化が図られ、空力も強く意識されているようですね。
そのほか、フロントバンパー下部、サイドステップにも整流のためにスカートが装着済。
こちらがゴルフ8「GTE(プラグインハイブリッド)」と思われるプロトタイプですが、ボディ下回りが大きく異なることがわかります。
リアだとやはりぶっといマフラーエンドがその性能を主張しており、リアバンパー下部の造形も立体的に。
こちらはゴルフ8GTE。
やはり新型ゴルフGTIは、車体下部のボリュームが増すことで「安定感」が大きく向上しているようですね。
新型ゴルフGTIのパワートレインは?
そして気になるのが新型ゴルフGTIのパワートレイン。
これまでの報道だと、「ハイブリッド化はない」とされており、それは重量増加による運動性能低下を防ぐため、とも。
現在フォルクスワーゲンはグループあげてエレクトリック化を進めており、次期ゴルフはベースモデルでもマイルドハイブリッド化されるだろうと言われる中でこの決断は「かなり」勇気が必要なものであったと思われます。
それでも「ハイブリッド化しない」という選択を行ったのであれば、次期ゴルフGTIは相当に気合の入ったクルマだとも考えて良さそうですね。
なお、現行ゴルフGTIには、通常版とハイパフォーマンス版の「GTI TCR(286PS)」が存在。
新型ゴルフGTIもこの構成を引き継ぐとされ、ゴルフ8世代のGTI TCRは300馬力を超える、とも言われています。
VIA:Motor1