アルファロメオがジュリア/ステルヴィオに「クアドリフォリオ 100thアニヴェルサリオ」設定！わずか100台のみの限定販売、すでにコレクターズアイテムとの呼び声も

｜　一部地域では10馬力パワーアップした520馬力バージョンが投入されるもよう　｜

伝統を意識した「ゴールド」アクセントが内外装に用いられる

さて、アルファロメオがジュリアとステルヴィオのクアドリフォリオバージョンに「100th アニヴェルサリオ（Anniversario）」を追加。

これは（アルファロメオのハイパフォーマンスブランドである）クアドリフォリオが今年100周年を迎えたことを記念した特別モデルであり、数々の特別装備に加え、エンジンパワーが510馬力から520馬力へと向上していることが大きな特徴です。※仕様地によって出力が異なり、510馬力のままの地域や国もある

なお、いずれも限定台数は100台のみだとされ、現時点で日本市場への導入はアナウンスされていないようですね（欧州と中国への導入は決定済み）。

ジュリア クアドリフォリオ100th アニヴェルサリオの仕様は一部「ジュリアGTA」

このジュリア/ステルヴィオ クアドリフォリオ100th アニヴェルサリオにつき、標準モデルに比較して多くの点で変更が加えられており、上述のエンジン出力のほか、ジュリアGTAに由来するチューニングを施した機械式セルフロッキングディファレンシャルの採用も。

ボディカラーはロッソ・エトナ、ベルデ・モントリオール、ネロ・ヴルカーノから選択可能だとされ（なぜか3色揃ってもイタリアンカラーにならない）、アクラポヴィッチ製エキゾーストシステムが標準装備されています。

装着されるホイールにつき、ジュリア クアドリフォリオ100th アニヴェルサリオでは19インチ、そしてホイールのカラーはブラック、ブレーキキャリパーはゴールド。

フロントフェンダーには先日発表された、「新しい」しかしレトロなバッジが装着されています。

なお、多くの自動車メーカーがエンブレムやロゴをシンプルにする中、アルファロメオやランチアといったステランティス傘下のブランドは逆に「立体的へと」変化させるケースも見られ、これはやはりその伝統、そして重厚さや高級さを意識したものだと思われます。

インテリアにはレザーとアルカンターラが使用され、ブラック/ゴールドのステッチとカーボンファイバーインサート用いられるほか、2022年10月に本国でアップデートされた他のモデル同様に12.3インチのデジタルメーターが採用されています。※ダッシュボードにはゴールド糸にて「100」文字のステッチが入る

ステルヴィオ クアドリフォリオ100th アニヴェルサリオはこういった仕様を持っている

そしてこちらはステルヴィオ クアドリフォリオ100th アニヴェルサリオ。

ホイールサイズはジュリアの19インチと比較して21インチとなり、ブレーキキャリパーはジュリアと同じくゴールドです。

ジュリア クアドリフォリオ100th アニヴェルサリオ同様、フロントグリルや・・・。

ドアミラーにはカーボンファイバー。

やはりレトロな100周年記念エンブレム（1923-2023の文字が刻印される）が装着されています。

ヘッドライトにはフェイスリフト後のマトリックスLEDが採用されています。

現時点でこれらジュリア/ステルヴィオ クアドリフォリオ100th アニヴェルサリオの価格は発表されていないものの、（本国だと）受注は間もなく開始され、納車は第3四半期から行われる、とのこと。

いずれもアルファロメオの過去や現在を反映した魅力的な仕様を持っており、100台という限定台数の少なさとも相まって、のちのち非常に高い価値を誇ることになるかもしれませんね。

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参照：Alfaromeo