「夢見る勇気を」。アルファロメオが新型スーパーカーの最新ティーザー画像を公開、ストップランプにてクアドリフォリオを表現か

｜　これほどまでに事前情報が漏れないスーパーカーも珍しい　｜

このアルファロメオ製スーパーカーは、ボクらの期待を裏切らない素晴らしいクルマとなるだろう

さて、アルファロメオは8月30日に「ナゾの新型スーパーカー」を発表する予定となっていますが、今回はおそらくルーフ、そしてリアウインドウに組み込まれていると思われる4つのランプを見ることができます。

このランプ周辺の形状は「クアドリフォリオ」のエンブレム形状、そして4つのランプは”四つ葉”を表現しているのかもしれません。

加えて、このシャープな形状を見るに、全体的な雰囲気は「レトロ」ではなく、より近代的なものとなるであろうことも予想できますね。

このアルファロメオ製新型スーパーカーは「ナゾだらけ」

現時点でこの新型スーパーカーについて分かっていることは非常に少なく、そのほとんどは推測の域にとどまります。

車体については（同じステランティスグループに属する）マセラティからMC20用のシャシーが提供されるという説が濃厚であり、つまりはカーボンモノコックを採用することになるものと思われます。※画像はアルファロメオがAIを使用して生成した「新型スーパーカーの予想CG」

そして搭載されるエンジンについてもやはりマセラティから供給される3リッターV6「ネットゥーノ」ツインターボになるという見方が大勢を占め、ただしアルファロメオはこれをハイブリッド化することで800馬力を達成するという報道も。

たしかに「車体とエンジンがマセラティMC20と共通」のままで発売されると、マセラティそしてアルファロメオ双方の価値を損なう可能性もあり、しかしアルファロメオ独自のクルマとして、今後の電動化に対する姿勢を示すこと、そして一つの時代の切り替わりを体現することを考慮すると（ハイブリッドは）いい選択なのではないかとも考えています。

なお、先に公開されたティーザー画像ではシンプルなステアリングホイール、そしてブラウンレザーを確認でき、よってこのクルマに（その度合は不明ではあるものの）レトロな要素が含まれていることは間違いなく、そしてその「レトロ」なイメージはティーポ33ストラダーレに由来する、とも言われていますね。

よって車名も「33」になるという説があり、しかし一方で（6気筒エンジンを積むと想定されるので）6Cになるのではという意見も聞かれます。

加えて価格についても一切判明しておらず、しかし「33台」と言われる限定台数についてはすでに完売しているという情報もあり、どのみち今からこのクルマの購入に走っても徒労に終わることになりそうですね。

なお、今回のティーザー画像ではイタリア語で「Il coraggio di sognare＝夢見る勇気」というコピーが踊り、発表に向けての期待を一層高めています。

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参照：Alfaromeo（Facebook）