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アルファロメオはすでに33ストラダーレの次のプロジェクトを用意。2026年に登場予定、候補はジュリアTZ、モントリオール、カラボ?ボクはSZか155のリブートを期待

2023/09/20

アルファロメオ

| アルファロメオとしては「必ずしもレトロ」にこだわっているわけではないようだ |

できれば「現代版SZ」「制限なしの究極の155」を期待したい

さて、アルファロメオは先日「33ストラダーレ」を発表していますが、その際に同社CEO、ジャン・フィリップ・インペラート氏が言ったのが「この33ストラダーレが唯一、そして最後のスペシャルモデルにならないことを約束します」。

つまりアルファロメオはほかにも33ストラダーレのようなスペシャルモデルを企画しているということになりますが、今回アルファロメオの戦略プロジェクト責任者、クリスティアーノ・フィオリオ氏が「2026年に発売を予定している第2弾の少量生産スーパーカーを開発中である」ことに言及しており、すでにそのプロジェクトが進行中であることについても触れています。

アルファロメオのスペシャルモデルを担当するのは社内チーム「ボッテガ」

なお、アルファロメオはこういったスペシャルモデルを担当するチームとして「ボッテガ」を発足させており、もちろん33ストラダーレもボッテガによって企画・開発された製品です。

そして次回もプロジェクトもまたボッテガによって推進されることになりますが、33ストラダーレの企画に先駆け、このボッテガ・チームはアルファロメオの重要顧客に対して「どのモデルをリブートしてほしいか」を調査しており、この際にアルファロメオのチーフデザイナー、アレハンドロ・メソネロ=ロマノス氏は顧客に対し、「おそらく、みなさんは次のクルマの顧客になるでしょう。どれにしますか?」とたずねたもよう。

この問いに対してもっとも回答が多かったのは1963年のジュリアTZだったそうですが、なぜそこでジュリアTZではなく33ストラダーレがリブートの対象に選ばれたのかはちょっとナゾ。

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まだ「次のリブート対象はわからない」

そして初回プロジェクトにジュリアTZが選ばれなかったことから「次もジュリアTZが選ばれるとは限らない」のが今の状況であり、しかしジュリアTZが有力候補であることもまた間違いないのかもしれません。

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そのほか考えられるのは「モントリオール」。

ただしこれはモータースポーツで活躍したわけではないので「ちょっと弱い」かも。

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そのほか、アルファロメオ自身が先日引っ張り出した「カラボ」もまた有力です。

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なお、アレハンドロ・メソネロ=ロマノス氏いわく「レトロに固執しているわけではない」とのことなので、「SZ」や・・・。

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155も復活のネタとしては面白そう。

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ただ、どのクルマが生まれ変わろうとも、アルファロメオのボッテガ・チームが新たに生産する特別仕様車は(1モデルにつき)50台を超えないといい、その理由は「50台を超えると、真のクラフツマンシップが失われ、通常のビジネスラインになってしまう」から。

よってアルファロメオは50台をリミットに特別仕様車を製作してゆくことになりますが、登場ペースは「2-3年に一度」というので、上述の「2026年」というのは妥当なラインであり、その次は2028-2029年くらいにスペシャルモデルが登場することになりそうです。

なお、ちょっと面白いのは、このボッテガ・チームはクルマだけではなく「ヘルメットやオブジェ、アートワークもリリースする」としていることで、その活動目的を(利益はもちろんですが、それ以上に)「ブランド・エクイティを高め、アルファロメオのイメージをより魅力的なものにするため」と定めていること。

そのため、これからは思いがけない製品がアルファロメオからリリースされることになるのかもしれません。

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参照: Autocar

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