アルファロメオ・ジュリア・クアドリフォリオがニュルブルックリンクにて7:32を記録。
つい先月にはポルシェ・パナメーラ・ターボ(新型)のタイムが7:38ををマークし「セダン最速」を更新したばかりですが、今回アルファロメオ・ジュリア・クアドリフォリオはそれを一気に6秒も短縮したことになります。
なお7:32だとニュルブルックリンクのタイムでは30位〜40位あたりに位置するタイムで、その周辺のタイムは下記の通り。
時の経過とテクノロジーの進歩というのは恐ろしいもので、なんと2010年のポルシェ911ターボ(997)と同じタイムをアルファロメオのセダンが叩き出している、ということに。
31.ポルシェ911GT2 7:31.00(2012)
32.ポルシェ911ターボS 7:32.00(2010)
33.フォード・シェルビーGT350R 7:32.19(2015)
34.パガーニ・ゾンダF 7:33.00(2005)
35.ポルシェ911GT3 RS 7:33.00(2010)
36.ケーニグセグCCX 7:33.55(2006)
37.ケーニグセグCCR 7:34.00(2004)
38.アウディR8GT(2742万円) 7:34.00(2010)
39.日産GT-R V-spec 7:34.46(2009)
40.ルーフRT12 7:35.00(2005)
今回記録を更新したアルファロメオ・ジュリア・クアドリフォリオに搭載されるトランスミッションはZF製の8速ATですが、マニュアルだと6秒落ちの7:38になるとアルファロメオは伝えています。
アルファロメオ・ジュリア・クアドリフォリオのエンジンはフェラーリツインターボV8に「インスパイアされた」2.9リッターツインターボで510馬力を発生。
駆動方式は4WDで0-100キロ加速は3.7秒(ガヤルドの初期型と同じ)。
パフォーマンスはまさにスーパーカーレベルと言っても差し支えなさそうです。
アルファロメオ・ジュリア・クアドリフォリオの新しい画像が公開に。
発売が遅れたりといろいろあった車ですが、フェラーリ由来の2.9リッターツインターボエンジンは503馬力を発生。
0-100キロ加速は3.9秒、最高時速は305キロという超一級のパフォーマンスを発揮。
重量配分は前後50:50、ドアはアルミ製でボンネットやルーフ、リアスポイラーはカーボンファイバー製で重量は1542キロに抑えられています。
ステアリングのロック・トゥ・ロックはなんと2回転と超クイックで4輪トルクベクタリング、LSDも装備。
サスペンションにはアジャスタブルダンパーを備え、トランスミッションは8速ATもしくはMTで、ドライビングモードによる性格の変化も楽しむことが可能。
画像を見るとドリフト走行を行っているものもあり、モードによってはドリフト許容のセッティングとなっていることが想像できます。
何と言っても目玉はアクティブエアロで、フェラーリ488GTB同様に作動するリアディフューザーのほか、フロントにもアクティブエアロデバイスを装備しています(トップスピードの時点で100キロのダウンフォースを発生。なおフェラーリF12tdfは250キロのダウンフォース)。
現時点では日本での価格は未発表ですが、発売が楽しみな車ですね。