| アバルトは「小さな高級車」 |
フィアットがリーヴァ(Riva、高級ヨットメーカー)とのパートナーシップ継続を祝し、「アバルト695リヴァーレ(Rivale)」を発表。
ボディには「アクアマリン」のダブルストライプが入り、ドアハンドル等通常メッキパーツが使用される部分には、渋い「サテンクローム」が用いられ、外観における高級感の向上が図られています。
フィアットによると「これまでで最も洗練されたアバルト」とのことで、クーペとカブリオレ両方が発表されており、ボディカラーは双方とも「リーヴァ・セラ・ブルー」と「シャーク・グレー」のツートーンペイント仕上げ。
そのほかテールゲートやピラーなどにリーヴァ56を連想させる仕上げが施され、専用バッジも付与。
走行性能だと1.4リッターターボエンジン搭載にて180馬力を発生し、0-100キロ加速は6.7秒、最高時速は225キロ、とされています。
機能面だとブレンボ製ブレーキシステム、コニ製サスペンション、アクラポヴィッチ製エキゾーストシステム(レコードモンツァでないところが渋い)、17インチ・スーパースポーツ・アルミホイール等がリストアップされています。
内装はヨットらしくマホガニー、もしくは走りを意識したカーボン製ダッシュボード/シフトレバーを選択でき、マットはブラックにブルーの縁取り、シートとドアパネルにはブルーレザー、キックプレートはカーボン、ステアリングホイールもブラックとブルーのツートンカラー、と相当に贅沢。
インフォテイメントシステムは最新の7インチタッチ式でアンドロイド・オート、アップル・カープレイに対応。
アバルトはこれまでもフェラーリやマセラティ、フィアット500だとディーゼルやグッチとのコラボを行っていますが、今回はこれまでの例を凌ぐ強力なコラボレーションだと言えそうです。
素材の選択はもちろん、ハンドメイドによる仕上げも多く、見た目のほか「触った」ときにも深い満足感が得られそうなモデルですね。