ついにラルフローレンのガレージが公開。400億円相当の驚愕コレクションを動画にて

2017/11/05 2024/03/12

ラルフローレンが400億円相当のカーコレクションをついに公開。あまりの豪華さに驚かされる

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ラルフ・ローレン氏がその「世界有数」のコレクションを公開すると言われていたものの、なかなかその詳細が伝わって来ず、しかし今回その様子を収めた動画がついに公開。
これは9月に行われた、そのガレージ内で開催されたファッションショーの様子を収めたもの。
ラルフローレン氏はこれまでその本拠地であるニューヨークにてファッションショーを行うのが常でしたが、今回はじめてニューヨーク外、そしてこの自宅ガレージでファッションショーを行うことに。

今までは一部しか公開されていなかったカーコレクション

なお、このコレクションの一部は2011年に公開されていて、しかしその全容はこれまで謎のまま。
ニューヨークでのファッションショー開催の折にも、会場外にいくつかの希少なフェラーリを展示してはいたものの、こうやってカメラがラルフローレン氏のガレージ内に入るのは「初」となっています。※2011年にコレクションの一部をパリに運んで展示した際の動画はいくつか存在

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動画を見るとやはりフェラーリ多数。

クラシックカーだけではなく、最近の世代つなるスーパーカー/ハイパーカーも。
ラ・フェラーリ、ポルシェ918スパイダー、マクラーレンP1の姿も見えますね。
シックなソファが置かれ、車を鑑賞できるようになっています。

アストンマーティン。
コレクションは「年代別」「メーカー別」に並べられているようで、同氏のこだわりが見えるところ。
ランボルギーニについては「レヴェントン」が登場しています。

ラルフローレン氏は「世界有数の」コレクションを保有していることで知られ、1928年製のベントレー・ブロワー、1931年アルファロメオ8C、1938年製ブガッティ・タイプ57SCアトランティーク（世界に3台しかない）、そしてリリースされた「ほとんどの」フェラーリを所有。

ラルフ・ローレン氏のガレージは子供も頭文字を取り「D.A.D.ガレージ」と命名。
全ての車が「動態保存」されているとされ、つまりいつでも動ける状態に。
維持費を考えるとめまいがしそうですね。

当然ながら車を維持管理する専任スタッフや整備工場もあるものと思われます。

以前に中東の王族が持つコレクションを紹介しましたが、それらコレクションは車を「自分仕様」にカスタムしたものが多く、しかしラルフローレン氏のコレクションは「オリジナル」にこだわったものが多いようで、その展示方法を見ても「メーカーの意思を尊重」しているように見られます。

つまりメーカーの考えたデザインを尊重し、それらの車のイメージカラー、もしくは「最も似合う」であろうボディカラーを選択しているように思われ、「自分の好みを反映させた」カスタムを施していない、ということですね。

ファッションショーはこんな感じで開催。
車と服のカラーとがマッチしてますね。

ラルフローレンのデザイン服は比較的シックなものからスポーティーなものまであり、カラーもベージュやブラウン、ブラック、ホワイトからレッド、ブルー、グリーン、イエロー、オレンジなど明るい色まで。
しかしガレージ内にはオレンジやグリーン、ブルーといったカラーを持つ車は非常に少ないようです。

ラルフローレン氏はファッションデザイナーではありますが、自身の好みを車に反映させるよりも「文化遺産を保存する」「伝統を大切にする」といった意向の方が強いのかもしれません。
同氏の考え方や車に対する愛情がよく理解でき、そして車の内容や展示方法からもその造詣の深さが伝わってくる（希少なものを買いあさったわけではない）素晴らしいガレージですね。