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【競売】EV化されたフェラーリ308GTS。5速MTをそのまま残し最高速度は297キロ

2018/01/14

| 電気自動車化したフェラーリがオークションに |

一風変わったフェラーリがオークションに登場予定。
これは1976年のフェラーリ308GTSをEVへと改造した車両で、以前にも各メディアで紹介されたもの。
V8エンジンを取り払い、その代わりにモーターを三つインストールし47kWhの容量を持つバッテリーでこれを駆動しますが、5速マニュアル・トランスミッションを有しているというユニークな仕様です。

モーターは三つ、トランスミッションは5MT

なお最高速度は時速297キロとされ、電気自動車としては「異例に速い」と言えそう(だいたいのEVはバッテリー消耗を防ぐため、最高速度が制限される。BMW i3も時速150キロ程度でリミッターが作動)。
なお一回の充電あたりの走行可能距離、充電時間などは不明。

さらにはレース用のブレーキシステム、LEDライティングシステム、フェラーリ360から拝借したホイール(308にブラックホイールというのが新鮮)を持ち、EV化にあたって各部はレストア済み。
インテリアにおいてもレストアが施され、ブラックのイタリアンレザーに張り替えられた上で、ワンオフにて製作されたスピードメーターとタコメーターを装備している、とのこと。

最近ではいくつか個人やチューナー、果てはメーカーまでもが旧車をEVへとコンバートしていますが、今後こういった「既存ガソリン車を電気自動車へと改造する」という行為が一般化するような日が来るかもしれませんね。

VIA: Barrett-Jackson

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ファクトリーでの様子やパリ市内を308と一緒に走る様子を動画で見ることがきますが、非常に貴重な映像と言えますね(まずこの2台が一緒に走ることは無い)。
なお、このブルーとホワイトの308グループ4は1981年と1982年のツール・ド・フランス・オートで優勝した車両とのこと。

488GTBについてはボディカラーはもちろん、ブレーキキャリパーをブラックに、ホイールをゴールドにするなど細部に至るまで308との共通性を持たせていますね。

内装においてもグリージョ・コルサのインテリアカラーやアルミのフロア等308へのオマージュとしての特別装備が盛り込まれているようです。

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