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イタリアの裁判所が「フェラーリ250GTOは芸術作品」と認定。今後レプリカ、コピーは法的に一切製造不可能に。なお自動車で芸術作品に認められたのはこれが「初」

投稿日:2019/07/03 更新日:

| 今までは多数のレプリカが製造されてきたが。現在市場価値は77億円 |

イタリアはボローニャの裁判所が「フェラーリ250GTOのレプリカを今後一切作ってはならぬ」というお達しを出した、という報道。
これは英国Telegraph紙が報じたもので、フェラーリ250GTOを固有の芸術作品だと認め、模倣も複製も禁じる、というもの。

フェラーリ250GTOは1962年から1964年にかけ、国際マニファクチャラーズ選手権参戦のため製造されたクルマですが、1962年に発表されたフェラーリのレーシングカーの中では「唯一のフロントエンジン搭載車」。

なお、エンジンはV12で、「250」は1気筒あたりの排気量、GTOは「GT選手権向けのホモロゲーション取得済み」という意味となります。

フェラーリ250GTOは最も成功したレーシングカーでもある

開発チームはジオット・ビッザリーニが率いており、目的は「ジャガーEタイプに勝つこと」ただひとつ。
シャシーはほかモデルよりも細い鋼管を使用し、しかしクロスメンバーの数を増やして合成を向上させた「ティーポ539/62」。※フェラーリによる解説はこちら

ボディのデザインそして組み立てはスカリエッティが担当し、デビューした後にはトゥール・ド・フランス(1963)、タルガ・フローリオ(1964)、ツゥーリスト・トロフィー(1962/1963)、ル・マン(1962/1963)、ニュルブルクリンク1,000km(1963/1964)など多くのレースで優勝(もしくはクラス優勝)を飾っています。

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そんなフェラーリ250GTOですが、製造されたのは36台(エンジン等の相違を含めると39台)のみ。
クラシックカーそしてレーシングカーにしては非常に珍しく、生産された36台はすべて生存していると言われます。

そして「もっとも高額で取引されるクラシックカー」としても知られ、現在の価値は約77億円ほど。

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自動車が芸術作品として認められたのは「初」

そんなフェラーリ250GTOですが、今回正式に「レプリカ禁止」となり、同時に「芸術作品」として認められることに。

フェラーリはこれについて声明を発表しており、「250GTOはその美しさだけではなく、輝かしいレーシングヒストリーを持つ。そして自動車が芸術作品として認められたのは史上はじめてのことである」。

フェラーリ250GTOはその価値の高さや価格の高さから常々レプリカの対象となり、中にはちゃんとフェラーリの伝統を尊重して「本物同様」に作られたものもある一方、逆に「見栄を張るだけ」の見た目だけのレプリカも存在するなど珠玉混交な状態です。

なお、「デ・トマソ・パンテーラ」を現代に蘇られせたアレス・デザインも「フェラーリ250GTOモチーフのクルマ」を生産する計画を発表しましたが、今回の決定によってそれもできなくなりそうですね(裁判所の言うコピーの範囲がどれくらいなのかはわかりませんが)、

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