| まさにフェラーリ「ローマ」は新世代フェラーリ |
さて、発表されたばかりのフェラーリ・ローマ。
さっそくユーチューバー、Shmee150氏ほかがそのレビュー動画を公開しています。
フェラーリは数名のユーチューバーに対して「独占状態で」の車両レビューを行う機会を設けていて、Shmee150氏ももちろんその一人ということですね。
今回、ここでその内容を見てみたいと思います。
フェラーリ・ローマは細部に至るまでこだわりが発揮されたクルマだ
フェラーリ・ローマは「ポルトフィーノのクーペ版」という位置づけで、エントリーモデルに分類されるニューモデル。
2+2レイアウトを持ち、これまでのフェラーリにはないセグメントだと言ってよく、そのデザインは196年代のフェラーリをイメージしたもの。
「モンツァSP1/SP2」、「SF90ストラダーレ」でも採用されたデザインエレメントを取り入れた、「新時代」のフェラーリでもありますね。
まず、会場の入口はこんな感じ。
会場はフェラーリ”ローマ”だけに、イタリアはローマにて。
これはポルトフィーノにて行われた”ポルトフィーノ”の発表会同様ですね。
そしてメインのホールへと続く通路。
ホール内はこんな感じ。
ここでムービーの放映やプレゼンテーションが行われたようです。
会場内に鎮座するフェラーリ・ローマ。
リアは「ハッチバック」ではなく「ノッチバック」。
つまり独立したトランクを持っている、ということですね。
トランクフードの内側には、最近のフェラーリに装備されることとなった「仕様を記載したプレート」。
これだけでもオーナーの満足度はかなり上がりそうですが、フェラーリは注文した瞬間から顧客を「特別扱い」することでも知られ、そのあたりブランディングに長けていると感じさせる部分でもあります。
エンジンは3.9リッターV8ツインターボ。
出力は620馬力、0-100キロ加速は3.4秒。
この「3.4秒」は出力に比してさほど速くはなく、この数字を見てもローマが「サーキット重視」ではなく「GTカー寄り」ということがわかります。
フロントグリルはメッシュを「粗密」で表現したデザイン。
SF90ストラダーレのエンジンフード脇には、死角ではなくて「丸」にて粗密を表現したデザインが用いられており、これも新世代フェラーリにおけるデザイン上の特徴のひとつなのかも。
テールパイプはおそらくポルトフィーノと同じ?
フェラーリ・ローマのインテリアはこうなっている
そしてフェラーリ・ローマのドアハンドルはフラッシュマウント。
キーは「スマートキー」となり、ドアノブ前方のボタンにタッチすればアンロックされる、と伝えられています。
そしてアンロックした際には「ドアハンドルがポップアップ」ではなく、指先でぐっと押し込む方式。
これは非常に珍しいパターンですね(この部分はプロテクションフィルム必須。でないとけっこう傷が入りそう)。
爪を伸ばしている人、マニュキュアを塗っている人はちょっと操作が難しかったり、爪が気になるのかもしれません。
ドアを開けると、16インチサイズのカーブ液晶にはアニメーション表示。
デジタル式メーターを採用するクルマの多くは12.4インチなので、フェラーリ・ローマのディスプレイはかなり大きい、ということに。
動画ではドライブモード(マネッティーノ)変更による画面表示の変化も解説。
ステアリングホイールはSF90ストラダーレでも採用されたタッチコントロール式となります。
車両設定表示。
カーナビゲーション表示。
カーナビ画面は、センターコンソールにあるモニターにも映し出せるようですね。
こちらは8.4インチサイズのセントラル・インフォーメンーション・ディスプレイ。
エアコンの調整や各種機能の調整を行ったり、カーナビゲーション画面表示などを行えます。
スピーカーはJBL製(標準なのかオプションなのかはわからない)。
ペダルはほかモデル同様、スパルタンなディンプル加工が施されたアルミ製。
2+2なので一応後席はあるものの、やはり大人が乗るのは難しいようですね。
それでは動画を見てみよう
こちらがShmee150氏による、フェラーリ・ローマの独占レビュー動画。
Motor1イタリアチームによる、詳細レビュー動画。
かなり詳しい内容となっています。
イタリアのカーメディア、オートモトによるレビュー。
フェラーリ公式、ローマ公開時の動画。