| そのほか、ブガッティ・シロン、ランボルギーニ・シアンFKP37、フェラーリFXX Kも作っている |
さて、先日紹介した「ダンボールでスーパーカーやスーパーバイクを作ってしまう」ベトナムのユーチューバー。
今回はランボルギーニ・アヴェンタドールSVJのレプリカが完成に近づき、試運転を行う様子を動画にて公開しています。
なお、ダンボールで作るのは「外装」のみで、これまでの作品だと自転車にスーパーバイクの「ガワ」を被せたり、はたまたほかのバイクにダンボールの「ガワ」を被せたり。
クルマだと、自転車を4輪に改造したペダルカーにスーパーカーのボディを架装したりといった感じですが、今回のアヴェンタドールSVJは「エンジン付き」、そしてダンボールのボディをFRPにて補強したという、これまでにない手法を用いた「最新作」となっています。
ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJのレプリカはこうやって作る
そして今回のランボルギーニ・アヴェンタドールSVJ(レプリカ)。
ベースとなる車体はこんな感じで「スペースフレーム」。
ステアリングラックも自作していて、シートは車体に直付けというレーシングカー同様の構造を持っています。
エンジンはバイク用をミドシップマウント。
車軸があまりに簡素なので「大丈夫か・・・」と思ってしまいますが、なんとかなるようですね。
その後はフレーム上にダンボールにてアヴェンタドールSVJのボディを組んでゆきます。
そしてダンボールの上にラップを巻き、ガラス繊維を敷いて樹脂を塗ってゆきます。
つまりはエアロパーツを作るときと同じ要領ですね。
FRPをカットして成形し、その後はドア、車体後部も同様にFRP化。
そしておおよそ外観が完成し、テストドライブに(エンジン音がまんま小排気量のバイク)。
狭い道ではバックギアを駆使して切り返し。
ホイールもアヴェンタドールそっくりですが、これは彼らが自身製製作したもの(ワイヤーやプレートを溶接して作っている)。
ベトナムっぽい風景とアヴェンタドールSVJとの組み合わせがなんともシュール。
ウイングやディフューザー、グリル、テールパイプなど、非常に良くできていることがわかりますね。
無事に試運転を終えて自宅へ。
今後はさらに各部をブラッシュアップし、最終的にはランプ類を組み込んだり塗装を行うものと思われます。
それでは動画を見てみよう
まずは彼らがシャシーを作る動画。
けっこう高い技術力を有しており、サムネイルを見ると「ホイールも”筒にワイヤーを溶接したもの”」であることがわかります。
要はフルスクラッチということですね。
その後にはダンボールでボディを架装。
FRPにて加工開始。
さらにボディを製作してゆきます。
こちらが最新の動画で、今回紹介した「試運転」編。
ちなみにこちらは別の作品で、ランボルギーニ・シアンFKP47。
こちらはブガッティ・シロン。
エンジンなしのペダルカーで、なんと「センターコクピット」です。
彼らを一躍有名にしたのがこのフェラーリFXX Kのレプリカ。
こちらは原動機付き。
ちなみに彼らの公開する動画はいずれも人気で、もう本物のアヴェンタドールSVJを買えるくらいお金を稼いでいるかもしれませんね。
VIA:NHẾT TV