| 費用が気になるが、一度やってみたいカスタムではある |
さて、ロンドンに拠点を構えるカーディティーリングショップ、「トパーズ・ディティーリング」。
これまでにもスーパーカーやハイパーカー、クラシックカーや年季の入った中古車の洗車やコーティング、プロテクションフィルム施工の様子を動画にて公開しています。
そして同ショップが得意とするのが「剥がせるペイント」トパーズスキン。
どんなカラーにも調合でき、ラッピングでは実現できないようなカラー、そして純正ペイント同様の深い輝きを実現できる、とされています。
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なお、ジャミロクワイのフロントマン、ジェイ・ケイもこのショップの顧客の一人であり、以前に自身のフェラーリGTC4ルッソを「パープル」へと(トパーズスキンにて)ペイントしたことも。
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今回のターゲットはブガッティ・ヴェイロン
そして今回トパーズ・ディティーリングが挑戦するのはこのブガッティ・ヴェイロン。
このヴェイロン2008年式で、オーナーは「見た目のリフレッシュ」を行いたいと考えたようですね。
もとのボディカラーはメタリックグレーとシャンパーニュという組み合わせとなっておりグロス(光沢)とマット(つや消し)との組み合わせによる渋いカラーリングを持っています。
なお、トパーズスキンは同ショップのオリジナルメニューだそうで、基本的には顧客の要望に応じてカラーを調合する、とのこと。
今回はフェラーリの純正カラー「ブルー・アブダビ」へとペイントを行うことになり、データベースにて各カラーの配分を抽出します。
その後は塗料を調合し、そのペイントを使用して塗装開始。
外せるパーツは外して塗装を行い・・・。
車体にはマスキングを施してペイント。
ペインターは自動車工場にて塗装の経験を持つエキスパートたちで、何層にも渡って慎重に塗ってゆきます。
こちらはサンプル。
こんな感じでペリっと剥がせるのがメリット。
塗装後にはポリッシュをかけて光沢を出します。
もちろん細部に入り込んだダスト等も除去し、内装もクリーニングして新車同様のコンディションへ。
ドアの裏側やヒンジまでもペイントしており、まるで「当初からこのカラーであったかのような」仕上がりですね。
なかなかここまで塗るショップは少ない、と思います。
そしてこちらが完全に仕上がった状態のヴェイロン。
当然ですがボディカラーが変わると全く印象が変わるようですね。
この完璧な映り込み!
その後は積車に乗せられてカーイベントに。
フェラーリと並んで”フェラーリ純正カラーの”ヴェイロンが展示されることになったわけですが、誰一人としてこれが「再塗装」だとは気づかなかった模様。
VIA:Topaz Detailing